グールド ~ シュトラウス/ピアノ・ソナタロ短調、5つのピアノ小品 

2016, 05. 21 (Sat) 18:00

シュトラウスのヴァイオリンソナタがとても素敵な曲だったので、シュトラウスのピアノ曲のCDを聴き直し。
なぜかシュトラウス作品を好んで演奏していたらしきグールドは、《ピアノ・ソナタロ短調Op.5》と《5つのピアノ小品Op.3》をソニーに録音している。

Richard Strauss: Sonata, Op. 5; 5 PianoRichard Strauss: Sonata, Op. 5; 5 Piano
(2007/9/3)
Glenn Gould

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以前グールドの録音を集めていた頃に買ったCDで、何度か聴いた覚えがあるのだけど、どんな曲だったか全然覚えていない。
ピアノ・ソナタを聴き直してみても、第1楽章と第3楽章はメンデルスゾーンのピアノ協奏曲に旋律や和声がとてもよく似ている。
このコンチェルトは大好きな曲なので、その曲を連想させるこのピアノ・ソナタもある程度は記憶に残るはずなのに、やっぱり頭の中を素通りしていく。
メンデルスゾーンの曲は構成がシンプルで、旋律も印象的なので、記憶に鮮明に残る。
シュトラウスの曲は展開がわかりにくく、個々の旋律は美しくていいなあと思うのだけど、断片的なモチーフのように次々と移り変わっていくので、印象が薄いのかも。

Richard Strauss- Piano Sonata in B minor, op. 5 [Glenn Gould]



《ピアノ・ソナタ》よりも《5つの小品》の方が、曲が短い分コンパクトに凝縮されていて、わかりやすい。
《5つの小品》はどこかで聴いたようなデジャヴ感があるので、記憶を辿ると、No.1とNo.2(No.5も少し)ブラームス風、No.4はロマンティックに装飾したメンデルスゾーン風みたいに聴こえる。
これも聴いている最中は楽しんで聴けるのに、ピアノ・ソナタと同じく、記憶にほとんど残らない。
シュトラウスの歌曲とヴァイオリンソナタは好きなので、シュトラウストと相性が悪いというわけではないんだけど。

1/3 glenn gould richard strauss Five piano pieces, Op 3(No.1,No.2)


2/3 glenn gould richard strauss (No.3)


3/3 glenn gould richard strauss (No.4,No.5)


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2 Comments

いしむら  

上杉春雄

LINEミュージックってのがあると知って
無料で聴いてるのですが上杉春雄
このひとの平均律聴いて久方ぶりに
刮目しました
音楽以外の情報
たとえば人物云々などどうでもいい
なんの興味もないのですが
東大出た人の平均律が聴けます

2016/05/22 (Sun) 01:46 | REPLY |   

yoshimi  

 

いしむら様、こんばんは。

音大を出ていないプロのピアニストは何人もいますし、演奏を聴く上で、演奏家の出身大学は全く関係ありませんから、「東大出た人」が弾いていること自体には、特に興味を惹かれることはないですね。
amazonで試聴してみましたが、タッチの切れ・精緻さ・安定感、音の色彩感・ソノリティ、特にフーガのノンレガートのタッチ・フレージング・立体感など、私にはしっくり来ないところがあるようです。
Youtubeにある「ゴルトベルク変奏曲/アリア」のライブの方はいいですね。

2016/05/22 (Sun) 03:11 | EDIT | REPLY |   

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