カッチェン ~ ブラームス/スケルツォ、2つのラプソディ第2番

ロイプケの《スケルツォ》を聴いていると、青年時代のブラームスが書いた《スケルツォ op.4》を思い出したので、久しぶりに聴いてみた。
この曲は9分~10分前後で弾くピアニストが結構多い。
カッチェンのテンポはかなり速く、8分半くらいで弾いている。
軽快で躍動感があり、スケルツォらしく小気味よく、テンポ・リズム・歌い回し全てが、私の波長にピッタリ。

**♪ブラームス:スケルツォ 変ホ短調 op.4 / ジュリアス・カッチェン(ピアノ) 1964年3月


ついでに、ブラームスのピアノピースのなかでも特に好きな曲の一つ《2つのラプソディ Op.79》。
初めて聴いたルプーの録音だと、第1番の方が断然好きだったので、第2番は全然面白くなくてほとんど聴かなかった。
第1番に比べれば、第2番の譜面はかなりシンプルで、華麗さや曲想の変化が少ない(と思う)。
でも、カッチェンの演奏で聴くと、ブラームス独特のほの暗さが濃厚で、抑制された情熱が音の間から激しく立ち上ってくるようで、この渋さが何とも言えない。
おかげで第2番ばかり聴くようになってしまったせいか、今では第1番よりも好きな曲になっている。

JULIUS KATCHEN plays Brahms - Rhapsody in G minor Op.79 No.2



Brahms: Works for Solo PianoBrahms: Works for Solo Piano
(1997/11/11)
Julius Katchen

試聴ファイル



<過去記事>
カッチェン《ブラームス:ピアノ作品全集》より (6)スケルツォ 変ホ短調 Op.4
カッチェン《ブラームス:ピアノ作品全集》より (4)2つのラプソディ Op.79
ジュリアス・カッチェンにまつわるお話


タグ:ブラームス カッチェン

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好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
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