【新譜情報】ジュリアス・カッチェン/DECCA録音全集

<最近記事>ジュリアス・カッチェン『DECCA録音全集』(2016.10.24)

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2016年はカッチェンの生誕90周年にあたるので、限定盤としてDECCA録音全集(35CD)が8月末発売予定。
DECCAのモノラル録音・ステレオ録音の既発売盤に加えて、私が見たことも聴いたこともない未公開音源らしき曲も入っている。
カッチェンの録音はほとんど集めたので、この全集の収録曲のうち持っていない録音は次の4曲のみ。
 モーツァルト:幻想曲ニ短調K.697(未公開録音?)
 シューマン:アラベスク ハ長調Op.18(CD化ずみ)
 ブラームス:クラリネット・ソナタ第1&2番(未公開録音?)
 バラキレフ:イスラメイ(1958年再録音)(LP)(CD化ずみ?)

[追記 2016.7.26]
さっきたまたま収録曲リストを見ていて気が付いたのは、ラフマニノフ《パガニーニの主題による狂詩曲》とドホナーニ《童謡の主題による変奏曲》のステレオ録音が未収録。収録されているのは、1954年のモノラル録音のみ。
1959年にステレオ録音した再録音はCD化されているし、なぜモノラル録音の方を収録したのか理由がわからない。
”Complete Recodings”のはずなので、単なる収録曲リスト上の記載漏れなのか、それとも実際に収録されていないのか、どちらなんだろう?(現在問い合わせ中)

[追記 2016.9.20]
今日、コメント欄で教えていただいたのですが、ラフマニノフ《パガニーニの主題による狂詩曲》とドホナーニ《童謡の主題による変奏曲》は、やはり収録漏れしていたようです。
幸い、この2曲は、36枚目のCDとして全集版BOXに追加収録されています。
どうやら生産完了後に収録漏れが発覚したらしく、外箱にもブックレットにも36枚目のCDが入っている旨の記載がないので、公式には35枚組となっています。
36枚目は”ボーナスCD”みたいな形で入っていますが、録音情報はスリーブに記載されているそうです。


[追記 2016.10.4]
最近のポンド安のおかげで、amazonの英国サイトで6400円(送料込)で販売中。国内で買うよりも随分安いので、つい注文してしまった。
海外サイトで買うと厄介な点は、ケース破損やディスクエラーがあった時。返品・交換するのに手間と時間がかかる。
それを考えると日本国内のショップで買った方が便利なのだけど、さすがに3000円近く価格差があると海外発送でも気にならなくなる。
今までamazonの英国サイトで購入したCDを数回交換・返品したことがあり、amazonも一般セラーも全て問題なく返品・返金・交換してくれた。(もちろん返品送料も先方負担)
今回はamazon.ukから直接購入したので、破損や不具合には確実に対応してくれるので安心。(輸送中にBOXケースが壊れていなければいいけど)



特に好きというわけではないモーツァルトとシューマンの2曲は若い頃のモノラル録音。どうしても聴きたいというほどではない。
《イスラメイ》は、モノラル録音だけ持っているし、これも好きな曲でもない。
ブラームスの《クラリネットソナタ》2曲は急逝した1969年の前年の録音。
LPが出ていた形跡がないので、初出音源の可能性あり。ソロ録音ではなくても、聴いてみたい気はする。
保有していない数曲だけ聴くために、1万円前後する全集BOXを買おうという気にはあまりならない。
新しくリマスタリングして音質がかなり良くなっているなら、買ってもよいかも?(音質が向上しているわけではなさそうだけど)
重複する保有CDを全て処分して、全集BOXに買い換えるという選択肢がないことはない。
でも、分売盤はジャケットデザインが数種類あって、それも結構好きなので、手放すのは惜しい。
それに、全集BOXの装丁はちょっと素っ気無くて、やっぱり買い換えるのはやめた方が良い。
クラリネット・ソナタだけ、MP3ダウンロードできたらいいんだけど。

ジュリアス・カッチェン・デッカ録音全集(35CD) ジュリアス・カッチェン・デッカ録音全集(35CD)
(2016年08月31日)

試聴ファイル(.deccaclassics.com)

※既発のDECCA輸入盤・国内盤CDに収録されているモノラル&ステレオ録音に加えて、未発売(だと思う)録音も入っている。
※国内盤・輸入盤ともほぼ入手不可能なアンコール集録音(Disc34)も収録されている。(別レーベルのダウンロード販売あり


カッチェンのアンコール集のなかで、とても素敵なのがドビュッシーの《月の光》。
カッチェンのドビュッシーというのは、珍しいレパートリー。(他には《沈める寺》のライブ録音があるくらい)
温もりが篭った音色とかすかに囁くような弱音が優しい。
浮かんでくるのは、春霞がかかったような夜空に柔らかい光でぼや~と輝いている月の姿。
ほんのひと時、星のように激しく瞬き、宝石のようにキラキラと輝いている。


Julius Katchen plays Debussy Clair de lune



ついでに、このところ雨の日が多くて、じめじめとうっとおしい梅雨の毎日。
毎年この時期に聴くのは、スーク&カッチェンが弾くブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」。
日本の湿度の高いじめ~とした梅雨空の風景ではなく、明るい空から淡い小雨が舞い降りてくるように軽やか。
高音の柔らかいピアノの響きは砂糖菓子がシュワ~っと溶けるように甘い。
伴奏するときのカッチェンのピアノは、ピアノが前面に出るソリストの時の演奏とは違って、スークに自然に寄り添うようでちょっと奥ゆかしい。


Josef Suk,J. Katchen,Brahms Violin Sonata G-major 1(第1楽章)


Violin Sonatas: Decca LegendsViolin Sonatas: Decca Legends
(2001/02/06)
Josef Suk, Julius Katchen

試聴ファイル



<関連記事>
スーク&カッチェン~ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番 《雨の歌》
『ジュリアス・カッチェンにまつわるお話』


<参考情報>
生誕90年記念限定ボックス/ジュリアス・カッチェン/デッカ録音全集 DECCA (35CD)[アリアCD]


タグ:カッチェン スーク ブラームス ドビュッシー

※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。

コメント

saraiです。

この記事を待っていました。HMVのまとめ買い価格では7906円。35枚ですが、私も半分は持っていますが、この際、まとめて持っておくのもいいのかなと思っています。yoshimiさんはほとんど所有されているということで、内容的には価値がりそうだと判断していいのかな? 今、持っているのはブラームスの全集とThe Art of Julius Katchen全8巻、それにブラームスのヴァイオリン・ソナタなどです。ベルリンでの放送用セッション録音集はここで発売を知り、購入しました。ともかく、ブラームスのソロが一番のお気に入りで宝のようにしています。今後もカッチェンとアラウの記事を楽しみにしていますね。

 

sarai様、こんにちは。

カッチェンにかなり興味があって、多くの録音が未入手で、これから買い揃えたいと思っている方であれば、この全集BOXセットはとてもお買い得ですね。
分売盤を集めるよりも、はるかに手間がかからず、コストも安いですから。

”内容的に価値がある”かどうかは、聴く人によって違うでしょうから、私には何とも言えません。
ステレオ録音をほとんどお持ちで、カッチェンのCDコレクターでない方には、あえてお勧めはしませんね。
私にとっては、モノラル録音は一度聴いただけの曲が多いのですが、コレクターとしては貴重な音源です。
分売盤の試聴音源を聴かれて、ご自分でご判断されればよいと思います。

カッチェンとアラウの新譜はほとんど出てこないので、記事を書く機会もそう多くはないでしょう。
カッチェンについては、録音を聴き直すことも多いので、これからも時々記事を書きたいと思っています。

yoshimiさん、saraiです。

>>カッチェンとアラウの新譜はほとんど出てこないので、記事を書く機会もそう多くはないでしょう。

アラウの新譜、出ますね。やはり、根強いファンが多いようですね。若い頃のアラウはどうなんでしょうか? 今度はアラウの記事をお願いします。ただし、やはり、私はFinal Sessionsが最高のアルバムですけどね。特にバッハとシューベルトは涙が出るほど、好きなんです。

 

sarai様、こんばんは。

アラウの新譜はライブ録音が多いですね。
それを買い始めるときりがないので、最近アラウのCDは全然買っていません。
若い頃といっても、1940~50年代の録音はいくつか持っています。
まず音質がかなり悪いものが多いです。
演奏は、速いテンポで、かなり切れ味の良い演奏です。同じ曲の録音では、Philips盤よりも好きな演奏もあります。
アルベニスの録音は珍しいレパートリーですね。

日本では、かなり晩年のアラウの演奏を好まれる方が多いようですね。
私がアラウを聴くときは、技巧と情感とのバランスが良く安定感のある1970年以前の演奏が多いです。
晩年(1970年代後半以降)のアラウの演奏は、超スローテンポで技巧の衰えも著しく、最後まで聴き通すのはかなりつらい時がよくあります。(ドビュッシーの「月の光」、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番」など、大変好きな曲もありますが)
今はアラウの録音を聴くことがありませんので、またいつか聴く気になった時に記事を書くことがあるかもしれません。

yoshimiさん、saraiです。

アラウ/RCA&コロンビア・アルバム・コレクション(12CD)はHMVのまとめ買い特価で3000円ほど。1941年から1952年というアラウ30代から40代くらいの録音だそうですが、テンポ早めの切れ味鋭いという感じなんですか。
アラウを聴き始めたのはFinal Sessionsのバッハのパルティータを聴いてからで、その後はひたすら、yoshimiさんの記事を参考にセッション録音のほとんどは必死で入手して、聴きまくったんです。確かにほとんどの録音については十分に書いていただいたので、これ以上の記事はお書きになりませんよね。そういえば、私もこのところ、アラウのCDは聴いていないような気がします。また、その気になったら、記事書いてください。期待しています。yoshimiさんの記事には結構、インスパイアされるんです。

 

sarai様、こんばんは。

今回発売されるRCA&コロンビア録音集については、すでに発売済みのソロ録音を数枚持っています。(このBOXセットを買うつもりはありません)
まず音質があまり良くありません。この年代の録音にしては良い方かもしれませんが。
私が聴いた範囲では、テンポは速めで、かなり技巧の切れ味良い演奏だと思いました。颯爽とした若々しさがあり、情感がもたれるようなことはありません。
ゴルトベルク変奏曲(音質がかなり悪いです)やアルベニスの録音は、レパートリーとしては珍しいですね。

ついでながら、私がクラシックに関する記事を書いている理由は、個人的な視聴記録とCD・ピアニストに関する情報提供のためです。
リクエストいただいても、ご期待に添えるかどうかはわかりませんので、あしからず。

申し訳けありません。お気に障ったようなら、老人の戯言とお捨て置きくださいね。情報提供、ありがとうございました。

 

sarai様
いえいえ、そういうワケではありません。ちょっと言葉足らずでした。すみません。
私の関心の対象はコロコロとよく変わりますので、自分の気が向いた時に書きたいことを書く...というのが、私のブログのスタイルです。
特定のことをご期待いただいても、その気になるかどうかわからないということです。
またアラウに関心が向いたときには、何か書くこともあるでしょう。(それが一体いつになるかはわかりませんが)

はじめまして。

>>ラフマニノフ《パガニーニの主題による狂詩曲》とドホナーニ《童謡の主題による変奏曲》のステレオ録音が未収録

の件ですが、私も発注してしまってから気がついて、どうなっているのだろうと思っていたところ、現物が届いたので確かめてみました。ブックレットを子細に眺めても入っているらしい表記はなく、諦めて悶々としていたのですが、ふと最後のCDを聴こうとしていちばん後ろにあるものを取り出してみると、そのスリーブにはなんとCD36の表記が。そしてそれがまさしく上記の録音だったのであります。
どうやらこの録音をなにかの手違いで収録し忘れてCD35枚とうことで編集生産してしまったということらしいです。すでに生産終了してからこの件が判明してCD36という形で挿入したということなのでしょう。ですからブックレットも箱の表記も35枚ということになっていて、CD36がおまけみたいな具合になっていて、これだけスリーブに録音データやなんかがプリントされています。
ですからこのセットは35枚組ではなく、36枚組なっていいるということなので、こういうことになっているなら販売する側のほうでもなにかしら記載してほしいところですね。
限定盤ということなので次ロット生産時にこれらの表記が直されるということもあまり期待できないところでしょうか。

すでに御存じであればよいのですが、とくに記述がなかったので長々と書きました。

 

ほこり様、初めまして。

やっぱり録音漏れだったのですね。
ご丁寧に教えて下さって、どうもありがとうございます!
お知らせいただいた内容は、記事中に追記させていただきました。

そういえば、2か月前にHMVに問い合わせたのに、返答が来ていないのに気が付きました。
私はBOXセットを(予約)購入していませんから、スルーされたのかも...。

せっかくの全集版なので、録音漏れ(それも既発のステレオ録音で)があったら、レーベルもリスナーも残念ですよね。
生産終了後とはいえ、36枚目を追加収録したのは、体裁は悪いとはいえ、レーベルとしては良心的ですね。

amazon(日米英サイト)でも、HMV、Towerrecordでも、36枚目の追加収録について全く記載していないのは、ちょっと不親切ですね。
たぶん、レーベルが販売会社にその点をきちんと連絡していないのではないでしょうか。
もし追加生産されることがあれば、今度は完璧な全集にしてほしいですね。

こんにちは。
先日36枚目が追加されていた件でメールしたものです。ご返事頂いてありがとうございます。
今回は音質の件です。
ブックレットにMastering: Broodlake Studio Limited (Ben Wiseman)とあるので、ベン・ワイズマンなる人物が今回新たにリマスターしたという意味かと思われます。収録漏れの件もあったりして適当なやっつけ仕事で既発品をまとめて、そこに未発表録音、初CD化録音を入れただけなのだろうと思ってしまいそうですがそのようなセットとは違い、なかなか念入りな仕事ぶりです。
全体にブラッシュアップされた、とでも言えばよいでしょうか。音の粒立ちがよく、響きが充実しており、ほとんどの曲がとても柔らかく無理のない音にきこえます。なんというか過大補正でもかけたみたいにまるで印象が違ってきこえる楽曲もあります。
カッチェンのピアノというのはその磨きあげられた硬質な音色と弾力に満ちた強力な打鍵、胸のすくような切れ味のよさに最大の特徴があるわけで、そのあたりのきちきちした堅固さが逆に聴きづらさ、野暮ったさにも繋がることがあるのですが、このセットで聴くと響きが豊かなこともあってか、それらの特徴がずいぶんと緩和されてきこえます。ですから、よりカッチェンのソリッドな歯切れのよさとでもいうようなところを楽しみたい方にはあるいは既発盤のほうがよいのかもしれません。
個人的にはブラームスのピアノ作品集の音質がよくなったことがありがたいです。私がそれまで聴いていたのはCD最初期の6枚組で音に幕がかかったような印象だったのですが今回のものは音がずっとすっきり出てきます。
二つの協奏曲も以前の輸入盤の音質はさほど満足のいくものではなく、どこかあくせくとした感じがしてあまり聴かなかったのですが、今回のものはオケもピアノも響きが豊かでずっとバランスのよい演奏に聞こえます。
ラフマニノフ2番の旧録音なども以前はさほど印象に残らなかったのですが、こんなにいい演奏だったのかと驚かされました。
もっともさほど音を上げないで聴き流すぶんにはさほど違いは感じないでしょうから無理してこのセットを買うことはないかもしれません。いずれ違うフォーマットでもっと高音質のものが出てくることもあるでしょう。ただカッチェン好きは聴かないともったいないかなという気もします。
デッカのホームページでこのセットの情報を見るとサンプル音源が少し聴けるみたいです。ダウンロード販売されているのなら聴きたい曲だけ試しに買うのもいいかもしれません。
http://www.deccaclassics.com/en/cat/4830356

 

ほこり様、こんにちは。

貴重な情報、ありがとうございます。
試聴音源を聴いてみましたが、残響が増えて、協奏曲のオケ伴奏がシンフォニックな響きになっているのがいいですね。
ピアノの音は、輪郭に丸みがあって、タッチが少し柔らかくなっているように聴こえますし、音の分離が良くなっていると思います。
曲にもよりますが、好みとしては、ややデッドですが音の線が太くしっかりした既発盤の方が聴きやすく感じます。
音の分離が非常に良いAKGのモニター用ヘッドフォンで聴くことが多いので、既発盤でも聴きずらさはあまり感じないのかもしれません。(ステレオだと、曲によっては籠った感じがしますが)

ブラームスのピアノ協奏曲は、タワーレコード限定盤で音質がかなり改善されていますし、特に第1番はこの全集盤よりも残響が少なく、音像が明確です。第2番は全集盤の方が響きがすっきりしているかもしれません。
ラフマニノフ第2番の旧盤は、独自にリマスタリングしたアリア・レーベルのCDが出ていますが、かなり音質が良いらしいです。(私は購入していませんが)

試聴音源だけで判断する限り、ピアノの音質がやや好みと違うようなところがありますので、今は全集盤は買うつもりはないのですが、実際に全集を購入して聴き比べてみれば、印象が変わるのかもしれませんね。
それに、ステレオやヘッドフォンなどの再生装置の違いによって、聴こえ方もずいぶん変わりますし、いつか全集盤を聴いてみるのもいいかなとも思います。
できれば、ブラームス録音だけそのうち分売してくれればいいのですが。

こんにちは。
ご返事ありがとうございます。

小さいPC用スピーカーで聴いていて「なんか違うなあ」と思いはじめて、ついついマランツのユニバーサルプレーヤー(懐かしい名前)に20年ぐらい前のソニーのヘッドホンで毎日じっくり聴き込んでしまいました。(これかなりぶかぶかにきこえるんですけどね)
以前とは聴いている装置が違うのでその影響が大きいのかとも思っていましたが印象にそんなに違いはないみたいでよかったです。やっぱりかなり違いますよね。(ただサンプル音源はさらに増幅された音に聞こえる気がします)

音の分離がよくなると却って凝縮感が薄れてしまうところがありますよね。そのあたりの調節が難しいところなのでしょう。最新のビットの細かい機器を用いると自動的にそんな音になってしまうところもあるのかもしれません。
アナログ的な温かみのある音ということもできるでしょうか。協奏曲でオケに切り込んでいく早いパッセージなんかが豊かな響きに包まれて無理なくきらびやかに立ち上がってきます。それゆえに以前ほど猪突猛進的には感じらず、がつんと来る感じが薄いところがある。

それにしても、これだけ音の傾向が均質だと、なにもかも千篇一律な設定でリマスターしているのではないかというような気がしてきます。カッチェンを聴いたことのなかった人がこのセットからいきなり聴き始めるとよくも悪くもずいぶん感じ方が違うことでしょう。

カッチェンのデッカ録音はCD化されたものはほとんど聴いたつもりでいたのですが初めて聴く音源がけっこうあって、クラリネットソナタもさることながら、ヘンデル変奏曲の最初の録音が聴けるのもうれしいところです。

ということで、身勝手なことばかり書いて、たびたび失礼しました。

 

ほこり様、こんばんは。

それなりのグレードのステレオで聴けば、PC用スピーカーの音とはずいぶん違うように思います。
ヘッドフォンもメーカーや価格によって、かなり音質が変わりますね。
私のヘッドフォンはモニター用ですが、クラシック向けでもありますので、余計なエコーが入らないので、かなり自然な趣きの音がします。

個人的には、一部聴くだけではよくわからないコンチェルトは別として、試聴音源のピアノソロを聴いても、音質の違いがあっても、演奏に対する印象はあまり変わらなかったです。
結局のところ、全集盤を買って同じ再生装置を使って聴かないと、既発盤との違いについて、確たることは言えませんね。
ほこり様のおっしゃるように、それほど音質と演奏の印象が変わるということであれば、そのうち全集盤を買うかもしれません。


(追伸)
ヘンデル変奏曲の最初の録音は、「Decca Recordings 1949-1968」に収録されていますので、聴いたことがあります。
2番目の録音は未聴ですが、数年後に3番目の録音が出ていることもあり、ぜひ聴きたいというほどではなかったので。
2番目のヘンデル変奏曲と同時期に、初めて録音したパガニーニ変奏曲は、完成度がもう一つだったので、両曲とも最後に録音した演奏が一番良さそうに思えました。

yoshimiさん、saraiです。
横から失礼します。

ほこりさん、情報ありがとうございます。BOX購入しましたが、36枚目のCDのことはまったく気が付きませんでした。このCD情報を自作のCDデータベースに漏れたまま登録したので、情報がなければ、一生、日の目を見なかったかも知れません。ありがとうございました。早速、データベースに追加します。マスタリングの違いについての情報もありがとうございました。古いCDもちゃんと保存しておいたほうがよさそうですね。特にブラームス全集は。
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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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