レーゼル ~ ブラームス/ピアノ小品集Op.76 

2016, 11. 19 (Sat) 12:00

ブラームスのピアノ小品集のなかでは、Op.117~Op.119に比べると、あまり聴いていなかったOp.76。(ピティナの作品解説)
先日リリースされたレーゼルのUHQCDで聴いていると、今まで気が付かなかったのが不思議なくらいに好きな曲が多い。
特に、濃い陰翳でドラマティックな第1番や軽妙な第2番、力強く厚みのある和音の第5番とか、「Capriccio」はどの曲も好き。

第8番Capriccioは、濃密な薫りが漂う花畑のなかで花が咲き乱れたり、蝶たちが乱舞するような情景が浮かんでくる。
UHQCDの音質だと、アルペジオの残響の重なりが柔らかくてぼわ~としているので、まるで芳香に包まれているような感覚がするからだと思う。Op.76の中では第1番とこの第8番が一番好きかも。

フォルテの力感はしっかりありつつ、打鍵のアタック感や響きは柔らかいので耳に優しく、本当にUHQCDで聴く音は心地良い。

ブラームス:ピアノ独奏曲全集IVブラームス:ピアノ独奏曲全集IV
(2016/11/2)
ペーター・レーゼル

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↓は旧東ドイツ時代に発売されたレーゼルのETERNA(LP)盤の音源らしく、UHQCDよりも音の輪郭がシャープで鮮明。残響もほんの少し長い感じがする。
Berlinclassics盤と比べると、音の輝きと残響が少なめですっきりした響きで、音の輪郭にも柔らかさがあり、落ち着いた音。(圧縮しているのでLPで聴く音とはちょっと違うかも)
UHQCDの音は、Berlinclassics盤よりもこのETERNA(LP)盤の方に近い。

Brahms, Acht Klavierstucke op 76, Peter Rosel, Klavier



こちらは音質から判断して、たぶんBerlinclassics盤の音源。
Brahms Capriccio in F sharp minor Op. 76 No. 1 - A Comparison (レーゼルの音源は一番最後)

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