2017_04
03
(Mon)18:00

コダーイ/ピアノ作品集 

聴いたことをすっかり忘れていたコダーイのピアノ作品。
2017年がコダーイの没後50年にあたるメモリアルイヤーなので、昔書いた記事を読みながら、改めて聴き直してみた。

バルトークやヤナーチェクを連想する現代的な和声や東欧的なエキゾティシズムがあって、渋く地味ながら好きな作風。
和声はバルトークの民謡曲風で、旋律の動きはヤナーチェク風...みたいな印象があるので、バルトークもヤナーチェクも好きな私には違和感なくすっと入っていける音楽。
バルトークやヤナーチェクほどの叙情感の濃さはなく、もっと構築的というか抽象性が高いというか、感情的にシンクロする部分は少ない。

コダーイが書いたピアノ曲は少ないので、全集盤でもCD2枚で収まってしまう。
全集録音はほとんどなく、すぐに見つかるのはAdam FelegiのHungaroton盤くらい。

Kodaly:Complete Piano MusicKodaly:Complete Piano Music
(2008/1/13)
Adam Felegi
試聴ファイル


コダーイのピアノ独奏曲のなかで一番好きなのは、《7つのピアノ小品 Op. 11》と《ドビュッシーの主題による瞑想曲》。
旋律も和声も美しく、硬質でありつつしっとりとして潤いもあり、ヤナーチェクとバルトークとドビュッシーを融合したような曲集。
特に《7つのピアノ小品 Op.11》が面白い。
《マロシュセーク舞曲》と《ガランタ舞曲》もバルトーク風の民謡で和声が美しい。

Zoltán Kodály, Meditation on a motive of Claude Debussy (1907)


Kodaly - Seven Pieces for Piano, Op. 11; György Sándor [Part 1/2]


Kodaly - Seven Pieces for Piano, Op. 11; György Sándor [Part 2/2]



<過去記事>
コダーイ/7つのピアノ小品 Op.11、ドビュッシーの主題による瞑想曲
コダーイ/9つのピアノ小品 Op.3、ガランタ舞曲

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