2017_03
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(Sun)18:00

レーゼル ~ ウェーバー/舞踏への勧誘 

レーゼルの最新ライブ映像は、2017年1月にドイツ・ザクセン州Pirna(ピルナ)のGraupa(グラウパ)にあるJagdschlossで行われたリサイタルから、ウェーバの《舞踏への勧誘》。ピアノ小品集『楽興の時』にもこの曲を録音している。

楽興の時~ピアノ小品集楽興の時~ピアノ小品集
(2015年06月03日)
ペーター・レーゼル

試聴ファイル(e-onkyo.music)



調べてみると、会場の”Jagdschloss”とは狩猟用の城館のこと。ドイツには”Jagdschloss”がいくつもあり、博物館やホテルとして使われているものもある。
”Jagdschloss Graupa”にはヴァーグナー記念館やレセプションホールが併設されている。Graupaは、ワーグナーと妻ミンナが1846年に夏を過ごしたことで有名な町だった。


Carl Maria von Weber, "Aufforderung zum Tanz" (1819)


ドレスデンから電車で1時間くらいかかるGraupaまで、ウェーバー記念館のピアノを持ってきたらしく、ピアノに”Klavierhaus Weber Dresden”とペイントされている。
レーゼルが長い間教授職を務めたドレスデン音楽大学の正式名称は”Hochschule für Musik Carl Maria von Weber Dresden”。ドレスデンがウェーバーゆかりの地というのは、数年前にレーゼルのプロフィールを読んで初めて知った。
Carl-Maria-von-Weber-Museum

冒頭主題を回想するコーダの手前で、パチパチ~と拍手。そこで拍手したくなる気持ちはよくわかる。
ドイツでも、誰でもこの曲を知っているというわけではないらしい。
レーゼルが、”ここで拍手しちゃだめだよ!”と手をひらひらさせたり(コーダは左手で弾き始めるので、うまい具合に右手がちょうど空いているし)、本当に曲が終わった時には”もう拍手していいよ”と手でおいでおいでしたりしている。
外見は生真面目に見えるけれど、お弟子さんの高橋望さんが言っていた通り、実はユーモアのある面白い人なんだと思う。

タグ:ウェーバー レーゼル

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