2017_10
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(Sat)15:00

【新譜情報】ヨーヨー・マ,アックス,カヴァコス ~ ブラームス/ピアノ三重奏曲集 

9月15日発売予定の新譜は、ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコスという、ちょっと珍しい顔合わせによるブラームスの『ピアノ三重奏曲集』。第1番~第3番の2枚組。
2016年12月、メカニックス・ホールでのセッション録音。

ヨーヨー・マとアックスの録音で持っているのは、パールマンと録音したメンデルスゾーンのピアノトリオ
ジャケット写真のアックスとパールマンは、外見がよく似ていてまるで兄弟みたい。

Mendelssohn:Mendelssohn: Piano Trios Op 49 Op 66
(2010/2/2)
Yo-Yo Ma, Emanuel Ax, Perlman

試聴ファイル



今回のブラームスは、なぜかパールマンではなくて、大人気(らしい)のカヴァコスのヴァイオリンで。
カヴァコスは、ユジャ・ワンとヴァイオリンソナタ全集をDECCAに録音している。(これはCDで聴いたけど、カヴァコスの呼吸音か鼻息らしき雑音がどうにも気になって仕方がない)
アックスのブラームス録音は、ソロ・協奏曲とも全て聴いたなかで、ヘンデルヴァリエーションが飛び抜けて素晴らしい。(コンチェルトと後期ピアノ曲は私の好みではなかったけど)。
カヴァコスは好きだし、今回はピアニストがユジャ・ワンではなくアックスなので、この録音にはちょっと興味あり。試聴ファイルが公開されたら聴いてみたい。

Brahms: Piano Trio Brahms: Piano Trio
(2017/9/15)
Yo-Yo Ma, Emanuel Ax, Leonidas Kavakos

試聴ファイル



Brahms:Piano Trio No.1(Young Uck Kim,Yo-Yo Ma & Emanuel Ax)
1983.8.29 Live at Edinburgh Queen's Hall


[追記 10.28]
試聴ファイルを聴いたところ、テンポは速めで若々しく、明るく軽やか。ヴァイオリンとチェロの音が高めで伸びが良くて流麗。
アックスのピアノは端正で品が良い。ブラームスにしては、タッチが少し軽くて量感・力感が弱めで、ちょっと控えめに感じる時がある。(⇒ボリューム上げると気にならなくなった)
演奏自体はわりと好きだと思うけど、何度も繰り返し聴きたくなるかというと....。CD買うかどうか微妙なところ。
試聴時間が長い(1分半)itunessotreで何回か聴き続けてみると、刷り込み状態になっているカッチェン・スーク・シュタルケルの演奏との違いに慣れたせいか、かなり感触が良くなってきた。CD買ってもいいかなという気に少しなっている。

[追記 11.2]
第1番第4楽章だけダウンロードして聴いてみると、やや遅めのテンポでゴツゴツ骨っぽさのあるカッチェン/スーク/シュタルケル盤と比べて、テンポが速く旋律の流れが滑らか。
カッチェンやパネンカのピアノに比べると、ピアノの音がヴァイオリンよりも後方から聴こえてくる感じで、やや存在感が弱い気がする。
ボリュームを上げて聴くとピアノが力強く聴こえるのはいいけど、フォルテになるとピアノの鮮明さが薄くなり、残響に混濁感がある。
楽器の響きが溶け合うような録り方なので、好みの問題として、3つの楽器の音がくっきりと浮き上がった方が好き。

タグ:ブラームス カヴァコス アックス ヨーヨー・マ

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2 Comments

芳野達司  

こんにちは。
アックスたちのメンデルスゾーンのジャケットは、たしかにふたりがそっくりですね。みんな仲がよさそうで微笑ましいです。演奏ももちろんいいですけれど。
ブラームスはパールマンでないのが、少し残念です。

2017/08/25 (Fri) 10:52 | EDIT | REPLY |   

yoshimi  

 

芳野様、こんにちは。

メンデルスゾーンのトリオは穏やかでほのぼのという感じがします。
アックスもパールマンも、若い頃はメガネかけていなかったですね。
ロマンスグレイのヘアスタイルもふくよかさも似ているので、双子とまではいきませんが、兄弟みたいに見えました。


今回パールマンが入っていないのはなぜなんでしょうね。
もう70歳になるといっても、技巧的に大きな問題があるというわけではないと思いますが..。
パールマンよりも線が細い美音の若いカヴァコスが入ると、いつものトリオとは違った音楽づくりが聴けそうです。

2017/08/25 (Fri) 11:44 | EDIT | REPLY |   

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