2018_08
19
(Sun)12:00

"夜の音楽” 

”夜”にまわる音楽のなかで、ショパンの《夜想曲》とかロマン派までのメジャーな曲よりも好きなのは、20世紀に書かれた”夜の音楽”。
私がすぐに思い浮かぶのは、バルトークの《戸外にて/Out of Doors》の第4曲”夜の音楽/Az ejszaka zeneje”。 (有名なのは、ラヴェル《夜のガスパール》だろうけど特に好きでもないので、すぐに思い出せない。)
夜の闇のなかで、虫たちが蠢いているようなミステリアスティックな旋律と響きが魅惑的。
初めて聴いた時、ピアノ協奏曲全集などで知っているバルトークの音楽のイメージと全然違っていたのにびっくりしたけど、バルトークがドビュッシーの影響を受けたと知って、納得。
無調的な和声と伝統的な民謡が融合というよりは、溶け合わずに並置されているような異質感が面白い。




たまたま聴いたキャシー・クリエのCDに収録されていたアレクサンダー・ミュレンバッハの”Night music”もとても面白い。珍しい曲なので、録音しているのはクリエしか見つからなかった。この曲、ベルクのピアノ・ソナタにちょっと似ているかも。


スティーヴン・ハフの自作《ピアノ・ソナタ第2番”notturno luminoso”》。ハフが書いた3曲のピアノ・ソナタの中で一番好き。モダンながらも聴きやすくて、タイトルどおり大都会の夜の情景が浮かんでくる。

ハフの自作自演の音源がないので、代わりの音源。この演奏でもこの曲の良さが充分わかる。
Stephen Hough Sonata N2 (notturno luminoso) by Paula Belzunegui




ハフが若い頃に録音したブリテン作品集の1曲”Night Piece (Notturno)。私が初めて聴いたハフの録音がこのCDだった。

Benjamin Britten - Night piece (Notturno)


ヒンデミット《ある夜に/In einer Nacht...Träume und Erlebnisse Op. 15》。
Paul Hindemith "In einer Nacht...Träume und Erlebnisse" op.15, Esther Walker, piano



パルムグレン《3つの夜想的情景/Nocturne in 3 scenes, Op. 72》
北欧の夜を連想させるようなとても綺麗な曲集。
Selim Palmgren ‒ Nocturne in Three Scenes, Op.72



コープランド《Night Toughts ~Homage to Ives/夜想~アイヴズへのオマージュ》
aron Copland Night Toughts (Homage to Ives)



名前だけは知っている作曲家エリオット・カーターの”Night Fantasies”。いかにも現代音楽という曲。

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