2018_06
29
(Fri)18:00

ユッセン兄弟 ~ シューベルト/幻想曲 

たまたま聴いたユッセン兄弟のデュカス《魔法使いの弟子》の連弾がとても良かったので、他の演奏も聴いてみた。
録音がいくつか出ていて、ソロ録音はあまり印象に残らず。やはり連弾や2台のピアノの演奏を聴きたくなる。
普段は2台のピアノの方が連弾よりも好きなので、連弾曲はほとんど聴かないけど、ユッセン兄弟の連弾は、柔らかく繊細なピアノの音色がとても綺麗で、2つのパートが溶け合うような調和感があって、まるで1人のピアニストが4本の手で弾いているような素敵な連弾。

シューベルトの《幻想曲ヘ短調 D. 940》。この曲は試聴くらいしたことがあったとしても、最後まで聴いたのは初めて。
独奏曲でも出てくるような旋律がいろいろ出てくるので既視感のある曲。シューベルトの独奏曲は冗長な感じがすることが少なくないのに、この連弾曲は20分近く聴いていても、なぜか全然退屈しない。
その理由は、ユッセン兄弟のピアノの音色が綺麗な上に旋律はシンプルだけど、独奏曲よりも音がはるかに多いので、色彩感もソノリティも量感豊かで多彩だからだと思う。


Schubert Fantasie in F minor - Lucas & Arthur Jussen



ユッセン兄弟が弾くと、上品なワルツみたいに聴こえるポロネーズ。
Arthur & Lucas Jussen - Polonaise



ベートーヴェンが書いた連弾用の曲はたぶん聴いたことがない。
ベートーヴェンの《ワルトシュタイン伯爵の主題による4手のための8つの変奏曲  WoO.67 ハ長調》と《四手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 op.6》はユッセン兄弟のCDにも収録されている。
フレージングばとても柔らかく滑らか。ベートーヴェンというよりは、シューベルトを聴いているような気がしてくる。

Beethoven - Eight variations for piano four hands on a theme Waldstein WoO 67 - Jussen Brothers


Beethoven Sonata in D-major opus. 6 for piano four hands - Lucas & Arthur Jussen



フォーレ《ドリー組曲》の「子守歌」。砂糖菓子のように甘く夢見るような素敵なフォーレ。

Arthur & lucas Jussen - Dolly Suite opus 56 van Gabriel Fauré.dv


タグ:ユッセン兄弟 ベートーヴェン シューベルト フォーレ

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2 Comments

かかど  

こんばんは。

この曲は以前聴いたルプーとペライアの演奏で好きになりました。晩年のシューベルトらしい哀切な旋律やドラマティックな展開がたまらないです。仰る通り、20分くらいあるのに長さを全く感じさせませんよね。その後、キーシンとレヴァインのライブも聴いたんですが、こちらも素晴らしい演奏でした。ただ、ルプーとペライアはあのジャケットは頂けませんが。。。一台のピアノの前に男性二人ですからね。むさ苦しいことこの上ない。

それにしてもユッセン兄弟は(演奏も素晴らしいですが)二人ともイケメンですね!さぞかし女性ファンが多いんだろうなーと思います。

2018/07/01 (Sun) 23:27 | REPLY |   

yoshimi  

 

かかど様、こんにちは。

コメントを読んでいて思い出しましたが、ルプーとキーシンのCDコレクターしていた時に、2枚ともCD買いました。
結局、シューベルトはほとんど聴かなかったのでCDは手放しましたが、今考えると持っておけば良かったですね。

キーシン&レヴァインのCDジャケットは、カーネギーホールのステージ写真なので、シックで格調高い雰囲気がするのがいいと思います。
ユッセン兄弟は女性には人気があるでしょうね。ライブ演奏だと視覚的効果も高いので、演奏を聴いた満足度がさらに高くなりそうです。

2018/07/02 (Mon) 12:48 | EDIT | REPLY |   

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