2018_08
08
(Wed)17:00

「嵐」をモチーフにしたピアノ曲 

今年は台風がやってくるのが早い。7月末の台風はかなり暴風で、使っていないTVアンテナが暴風で吹き飛ばされて、隣家の屋根瓦が破損。(でも、屋根修理屋さんに点検してもらうと、アンテナのせいではなくて、経年劣化が原因だった)

8月も次から次へと日本へ台風がやってくるような気配。この調子だと、9月は一体何個の台風に見舞われることやら...。

ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
「嵐」と曲名ですぐに思い浮かぶのは「テンペスト」。
ほとんど第3楽章しか聴かないので、この楽章に限って言えば、好きな録音は、レーゼル、デュシャーブル、アラウ。

レーゼルは旧東ドイツ時代の若い頃と、紀尾井ホール(ライブ)で録音している。旧盤は清流のような透明感のある響きが綺麗。再録音の方がダイナミックで、和声の響きに厚みがあって美しい。
Beethoven - Piano sonata n°17 op.31 n°2 - Rösel(旧盤)


Beethoven : Sonate n°17 "la Tempête" (The Tempest) - Allegretto, François-René Duchâble
デュシャーブルらしくスピーディで明晰で颯爽とした切れ味の良さ。


色彩感豊かな音色とゆったりとしたテンポで物語るようなアラウの語り口は、まるで絵画を見ているような感覚。
Beethoven by Arrau - (3rd mvt) Sonata No 17 "Tempest" in D minor, Op. 31 No 2




交響曲第6番「田園」第4楽章”Thunder-storm(激しい雷雨)”
リスト編曲のピアノ独奏版。録音はグールド、カツァリス、シチェルバコフあたりが有名。私がいつも聴くのは、力感が強く音も旋律もくっきり明瞭に聴こえるシチェルバコフ。
カツァリスはリスト編曲版にさらに音を付け加えているので、音が過密でゴチャゴチャして聴こえることが多い。この曲(第4楽章)に限っていえば、残響が多く重量感が増して、迫力倍増で面白い。

Beethoven/Liszt - Symphony No. 6 in F major, Op. 68, 'Pastoral' (Cyprien Katsaris)




リスト編曲/シューベルト《冬の旅》第18曲「嵐の朝 - 村にて」
「嵐」にしては色調が明るめで、リズミカルに聴こえるので、歌詞とは印象が違う。

Schubert-Liszt: Der stürmische Morgen (Balázs Szokolay - piano)




シベリウス/5つの特徴的な印象 Op. 103~ 第4曲「嵐」
アルペジオが美しく、響きも透明感があって、和声が綺麗。

Jean Sibelius - Five Characteristic Impressions, Op. 103: IV. The Storm




モーツァルト/田園舞曲 「雷雨」 K. 534 (ピアノ編曲版)
カツァリスが弾いているのはフィッシャー編曲版。変奏曲もついていて、優美で可愛らしい。

MOZART / FISCHER - Variazioni sul tema "Das Donnerwetter" - Piano: Cyprien Katsaris




メトネル/ 嵐のソナタ Op. 53, No. 2

Medtner: Sonata Minacciosa, Op.53 No.2 (Tozer)

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