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メンデルスゾーン/無言歌集(2)
No.21”胸騒ぎ”(Op.53-3)
(出版社がつけた)「胸騒ぎ」という曲名通り、テンポや強弱を揺らしてもやもやした感じを出す演奏が多い。エッシェンバッハのように、揺らさずに少し直線的に弾く方が焦燥感が強く出る感じがする。

Barenboim plays Mendelssohn Songs Without Words Op.53 no.3 in G Minor



No.26”出発”(Op.62-2)
力強く明るく爽やかなので、練習していても楽しかった曲。

Mendelssohn - Songs Without Words Op. 62 No. 2 (Perahia)



No.27”葬送行進曲”(Op.62-3)
暗い陰鬱なショパンの葬送行進曲とは違って、抑制された悲愴感が端正で美しい。

Barenboim plays Mendelssohn Songs Without Words Op.62 no.3 in E flat Minor - Funeral March




No.30「春の歌/Fruhlingslied」(Op.62-3)
アルペジオの弾き方は二通りあり、短く塊めて跳ねるように弾くか、ゆったりと優雅に弾くかのどちらか。私は田部さん(やレーゼル)のように優雅で美しいアルペジオが好き。エッシェンバッハのアルペジオは羽毛のようにふんわり柔らか。

Barenboim plays Mendelssohn Songs Without Words Op.62 no.6 in A Major - Spring Song



無言歌 作品62-6 春の歌  メンデルスゾーン.wmv(ピアノ:田部京子)




No.35”羊飼いの嘆き”(Op.67-5)
無言歌集のなかではあまり知られていない曲だと思うけど、哀感に満ちた旋律がとても美しい曲。

Barenboim plays Mendelssohn Songs Without Words Op.67 no.5 in B Minor




No.38”別れ”(Op.85-2)
全曲聴いていたら、この曲のように、短調でタイトルが悲し気なわりに、曲自体は速いテンポで力強い曲が結構多い。曲名は、メンデルスゾーンではなく出版社がつけている曲が多く、作曲者なら別のタイトルをつけたかも。

Barenboim plays Mendelssohn Songs Without Words Op.85 no.2 in A Minor


tag : メンデルスゾーンバレンボイムペライア田部京子

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yoshimi

Author:yoshimi
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クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;アリステア・マクリーン、エドモンド・ハミルトン、太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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