バッハ=リスト編曲/前奏曲とフーガ BWV 543
2019-04-07(Sun)
バッハ編曲のなかでも一番好きな曲の一つが、リストが編曲した《前奏曲とフーガ BWV 543》。
初めて聴いたのは、たしかリーズ・ドゥ・ラ・サールのライブ映像。今聴き直してみたら、フーガのテンポが私にはちょっと速すぎて慌ただしい気がする。
Lise de la salle plays Bach
次に聴いたのは、ユーディナのライブ音源。CDに収録されたスタジオ録音よりも、音は悪くキズも少しあるけれど、緊迫感のある力強く確信に満ちた演奏に惹き込まれてしまう。
Maria Yudina plays Bach-Liszt Organ Prelude & Fugue, BWV 543
若手ピアニストのなかで、一番好きなハンネス・ミンナールの演奏は、水彩画のような澄んだ音色とさらっとした歌い回しが清々しく、立体感のある声部の弾き分けが鮮やか。(スタジオ録音したCDも出ている)
Hannes Minnaar - Bach/Liszt - Prelude and fuga in a
演奏場所となっている現代的なガラスウォール・ビルディングは、アムステルダムで有名なジャズのライブハウス"Bimhuis"。
CDのスタジオ録音よりも、この映像の方がタッチが強めでメリハリもあっていい。
コロリオフのスタジオ録音は、粘りのあるタッチとチェンバロ演奏のようなルバートがかかっていて、ピアノ演奏としてはちょっとクセがある。ミンナールに比べると、ゆったりしたテンポで重厚感がありしっとりとした潤いと濃い目の色彩感が美しく、情感濃厚に聴こえる。(音響的にはこのCDが一番音質が良い)
ユーディナ、ミンナール、コロリオフの演奏は、三者三様で個性的。どれを聴いても好きだけど、一番聴くことが多いのは、ミンナールかもしれない。
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初めて聴いたのは、たしかリーズ・ドゥ・ラ・サールのライブ映像。今聴き直してみたら、フーガのテンポが私にはちょっと速すぎて慌ただしい気がする。
Lise de la salle plays Bach
次に聴いたのは、ユーディナのライブ音源。CDに収録されたスタジオ録音よりも、音は悪くキズも少しあるけれど、緊迫感のある力強く確信に満ちた演奏に惹き込まれてしまう。
Maria Yudina plays Bach-Liszt Organ Prelude & Fugue, BWV 543
若手ピアニストのなかで、一番好きなハンネス・ミンナールの演奏は、水彩画のような澄んだ音色とさらっとした歌い回しが清々しく、立体感のある声部の弾き分けが鮮やか。(スタジオ録音したCDも出ている)
Hannes Minnaar - Bach/Liszt - Prelude and fuga in a
演奏場所となっている現代的なガラスウォール・ビルディングは、アムステルダムで有名なジャズのライブハウス"Bimhuis"。
CDのスタジオ録音よりも、この映像の方がタッチが強めでメリハリもあっていい。
![]() | Bach Inspirations (2014/02/11) Hannes Minnaar 試聴ファイル(Allmusic.com) |
コロリオフのスタジオ録音は、粘りのあるタッチとチェンバロ演奏のようなルバートがかかっていて、ピアノ演奏としてはちょっとクセがある。ミンナールに比べると、ゆったりしたテンポで重厚感がありしっとりとした潤いと濃い目の色彩感が美しく、情感濃厚に聴こえる。(音響的にはこのCDが一番音質が良い)
![]() | Vol. 12-Koroliovol. Series-Bach-Original Works & T (2010/11/15) Duo Koroliov 試聴ファイル |
ユーディナ、ミンナール、コロリオフの演奏は、三者三様で個性的。どれを聴いても好きだけど、一番聴くことが多いのは、ミンナールかもしれない。
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