気ままな生活

♪音楽と書物に囲まれて暮らす日々の覚え書♪  

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ロバート・J. ソウヤー 『スタープレックス』

図書館でたまたま見つけた ロバート・J. ソウヤー 『スタープレックス』。
2回読んでもまだ読みたいくらいに気に入ったので、久しぶりに(数十年ぶり)に、スタートレックとキャプテン・フューチャー以外のSF小説を買ってしまった。
タイトル見たときは、”スタートレック”のパロディ?かと思ったけど、まともな宇宙探査船のお話。
最近のハヤカワSF文庫の宇宙船物には、タイトルを見る限り、侵略目的の異星人との艦隊同士の大宇宙戦闘とかのミリタリーSFが結構目につくけど、そういう類の話は好きではない。

スタープレックス (ハヤカワ文庫SF)TYML/スタープレックス (ハヤカワ文庫SF)

ロバート・J. ソウヤー



『スタープレックス』は宇宙探査・異星人とのファーストコンタクトが任務。
軍隊式の序列や肩書はなく、科学研究所みたいな組織。指揮官が社会学者、組織は生命科学、物理科学、物質科学、内務管理、外務管理部門に分かれ、独立した保安部門も保安仕官もいない。

乗組員にイルカがいるのが面白い。これは『スタータイド・ライジング』のもじりらしく、小さなプールのなかで任務に就いている。
ウォルダフード族で物理科学部門を統括するジャグは、豚みたいな顔や荒っぽい言葉遣いが(スタートレックに出てくる)テラライト人風、論理的思考はヴァルカン人風で実質的な副長。でも、ストーリーの終盤で、自分の名誉(と結婚)のために、敵方(自分の種族)に内通してスタープレックス号を拿捕させようとするのは、全然共感できない。
指揮官(=艦長)のキース・ランシングは社会学者で、若いカーク艦長をちょっと穏やかにしたイメージ。未来人ガラスマンとの対話はまるでセラピー。
最初は時間帯の異なる場面(章)が交互に出てくるので、ちょっと混乱するけど、最後は1つの時間軸に合流する。

キースと妻リサとの関係や会話が私には冗長だった以外は、地球人と異星人の混成クルー千人を擁する最新鋭宇宙船、未知の異星人種族とのファーストコンタクト、タイムトラベル、スぺオペにハードSF(私はよく理解できなかったけど)と、SF的アイテムが1冊に詰め込まれ、ストーリーも次々に展開していくので、スタトレ並みに楽しめた。
特に戦闘機代わりに使った探査船に乗るイルカが可愛い。人間と普通に会話できるイルカの乗組員は、船内でも水中で暮らしているので、戦闘中に水中区画を保護したり、その区画をバリヤー代わりに活用したりして、普通の宇宙船とはちょっと違う。
ハヤカワSF文庫から出ているソウヤーの小説をさらに数冊読んだけど、『スタープレックス』以外は私の好みと合わず全然面白くなかった。

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|  ・ ノンフィクション・歴史・小説,etc. | 2019-11-13 18:00 | comments:0 | TOP↑











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