気ままな生活

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『和田慎二傑作選/あさぎ色の伝説 「菊一文字」』

随分昔に復刊ドットコムに復刊リクエストしておいた和田慎二の『あさぎ色の伝説』が最近復刻されていたのを発見。
秋田書店から『試衛館の鷹』と『菊一文字』の2巻がそれぞれ8月と9月に発売されていた。

もともとの版元は「花とゆめ」。子供の頃にコミックス全4巻中第1~第3巻は購入して読んでいた。最後の第4巻は発売されていたのを知らずに未読のまま。
今は絶版のため古本はとんでもなく高いプレミアムが付いているので買わず仕舞い。この第4巻が読めないというのが、(『ガラスの仮面』が未完のままだということと並んで)心の残りだった。

司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んだのは、この漫画よりもずっと後だったので、私が抱く新選組のイメージは『あさぎ色の伝説』だった。『燃えよ剣を読んでいても、人物像は違っているのに、和田慎二が描いたキャラクターの姿が浮かんできてしまう。
木原敏江の『天まであがれ』という新選組漫画もあったけど、お目目キラキラの少女漫画。やはり和田慎二の硬派な画風が新選組を物語るのに似合っていた。

秋田書店の復刻版は全4巻を2巻に合本し、「書籍扱いコミックス」という名目で、税込価格が1冊2750円(2冊で5500円)。
絶版の稀少本で漫画はマニアックな人気があるせいか、コミックス4巻分の2倍~3倍近い価格設定。著作権料も高かったんだろうか?
人気漫画家のトリビュートイラスト(カラー)とかも載っているけど、シンプルに和田慎二の漫画だけで良いので、価格は抑えて欲しかった。

『試衛館の鷹』全話と『菊一文字』の前半は、今持っているコミックスと重複するので、未読なのは『菊一文字』の後半(「菊一文字」と「夢桜」)のみ。
それに、コミックス第3巻巻末の年表には、池田屋騒動と戊辰戦争がらみのイラストが載っていたので、第4巻はその話が載っていると思っていた。でも、あらすじを調べてみると、そういう史実に基づいた話ではなくて、フィクションのストーリーしか載っていない。読みたい気はするけれど、買うかどうかはかなり微妙。

和田慎二傑作選 あさぎ色の伝説 菊一文字 (書籍扱いコミックス)和田慎二傑作選 あさぎ色の伝説 菊一文字 (書籍扱いコミックス)
(2019/9/13)
和田慎二






和田慎二傑作選 あさぎ色の伝説 試衛館の鷹 (書籍扱いコミックス) 和田慎二傑作選 あさぎ色の伝説 試衛館の鷹 (書籍扱いコミックス)
(2019/8/19)
和田慎二






LIST-BOOKS】 和田慎二傑作選 あさぎ色の伝説 菊一文字(初版:2019年9月25日)[だから大好き(~o~) ヒゲクマ先生/和田慎二ファンサイト、以下同]

LIST-TITLES】 菊一文字[あさぎ色の伝説]
LIST-TITLES】 夢桜[あさぎ色の伝説]
LIST-TITLES】 夢桜2[あさぎ色の伝説]


ついでに、久しぶりに読み返したのは、沖田総司を描いた三好徹の小説『六月は真紅の薔薇』。
中学生や高校生の時に数十回読んだので、今でも細かいストーリーもよく覚えている。数十年ぶりに読んでもやっぱり面白い。
沖田総司を主人公にした小説のなかで一番好きな理由は、「僕」という一人称が現代風で総司が身近に感じるし、何より総司と歳三の人物設定や2人の会話・親密感が『あさぎ色の伝説』に似ていること。
『六月は真紅の薔薇』よりもずっと人気がある大内美代子の『沖田総司』も何度も読んだけど、あれは感傷的すぎて私には甘すぎる。

『六月は真紅の薔薇』の原版は講談社文庫で、1997年に学陽書房が文庫版で上下巻とも再発売。両方とも絶版状態。
私が持っている講談社文庫は、白くて厚めの紙を使っているので紙質がとても良い。1978年版でかなり古いのに、経年によるヤケもほとんどなくて頁も白く、文字のインクも薄れていないので、買い替える必要がない。
一方、同じ頃に買った新潮文庫の『燃えよ剣』は、講談社文庫と同じように保管していたのに、紙が薄くてヤケも酷く、文字のインクが薄れて読みづらい。こちらは買い替える予定。

沖田総司―六月は真紅の薔薇 (上) (人物文庫)沖田総司―六月は真紅の薔薇 (上) (人物文庫)
(1997/03)
三好徹





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好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

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