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ヴィキングル・オラフソン/バッハ作品集
HMVの新譜情報に載っていたヴィキングル・オラフソンの『ドビュッシー&ラモー~ピアノ作品集』。すでにリリースしているバッハ録音は評判が良いらしい。
たしか昔、グラスの録音を試聴した気がするけど、バッハは試聴したかどうか定かではなく、もし試聴していたとしても、CD買っていないから、好みではなかったはず。

Johann Sebastian Bach Johann Sebastian Bach
(2018/9/6))
Olafsson, Vikingur

試聴ファイル


念のためバッハを試聴してみると、ノンレガートの柔らかく軽やかなタッチで、特に音色・ソノリティの多彩さと立体感が素晴らしく、とりわけ弱音の柔らかい響きが天上の調べのように美しい。”Nun freut euch, lieben Christen g'mein,BWV 734"は、1人で弾いているとは思えないような立体感が鮮やか。
コラール前奏曲とオルガンソナタ、それにカンタータのアリアとかは、教会残響のようなオルガンの音色にちょっと似た霞のような響きがとても綺麗。CDで聴いたらピアノの音はずっと綺麗に聴こえると思う。

でも、軽くて柔らかいタッチのせいか、私には弾き語り風のポップなバッハというか、クロスオーバーを聴いている気分。選曲的にも好きな曲が少ないし、NMLで聴けるから、今のところはCD買うには至らず。
それに、カスタマーレビューに”グールドみたい”と書いている人が多くて、やはり私の好みに合うとは思えない。

J.S. Bach: Prelude & Fughetta in G Major, BWV 902 - 1. Prelude


J.S. Bach: Organ Sonata No. 4, BWV 528 - 2. Andante [Adagio] (Transcr. by August Stradal)


J.S. Bach: Widerstehe doch der Sünde, BWV 54 (Transcr. by Víkingur Ólafsson)



Víkingur Ólafsson – Bach: Chorale Prelude, BWV 734 "Nun freut euch, lieben Christen g'mein"


J.S. Bach: Ich ruf zu dir Herr Jesu Christ, Chorale Prelude BWV 639 (Transcr. by Ferruccio Busoni)



『Bach Works & Reworks』は、DISC1が↑のバッハ作品集で、DISC2は他のアーティストたちとのコラボレーションを含む”Reworks”。”Reworks”はitunestoreで数曲試聴したけど、カンタータ 第54番のアリア以外は、私には全然合わなかった。

Bach Works & ReworksBach Works & Reworks
(2019/10/18)
Olafsson, Vikingur

試聴ファイル(DISC2のみ)


tag : バッハ

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Author:yoshimi
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クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;アリステア・マクリーン、エドモンド・ハミルトン、太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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