カッチェン ~ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番(ライブ映像)
2020-11-02(Mon)
とても珍しいライブ映像はカッチェンが弾くベートーヴェンの《ピアノ協奏曲第3番》。
冒頭部分はリハーサルの映像と英語のインタビュー。続く録音セッションは1967年3月19日、指揮はフランチェスコ・クリストフォリ(Francesco Cristofoli)、オケはデンマーク国立放送交響楽団。カッチェンの既存録音では共演したことがない指揮者とオケという点でも珍しい。
スタジオ録音らしいけど、このCDは出ていない。オケが放送交響楽団で、カッチェンも指揮者もオケのメンバーもみんな正装しているので、放送用録音ではなかろうかと。
50年以上前のモノラル録音なので音質はあまり良くないけど、雑音も入ってなくてストレスなく聴ける。ベートーヴェンの《ピアノ協奏曲第3番》は1950年代のDECCA録音しか残っていないし、映像で演奏姿まで見れるのがなにより嬉しい。マスターテープが残っているだろうから、インタビュー含めてDVD化されたらさらに嬉しい。
Beethoven Piano Concerto no. 3 - Julius Katchen, 1967
こちらは1958年のDecca録音。
Beethoven - Piano concerto n°3 - Katchen / LSO / Gamba
インタビューでは、欧州の活動拠点としてなぜパリを選んだのか、ブラームスの音楽のどこに惹かれるのか、若いピアニストへの助言とか、CDのブックレットには書かれていないカッチェンの話がいろいろ聴けて面白い。力強くて自信に満ちた話しぶりにカッチェンの人となりが出ているように思う。(英語字幕がついていたら正確に理解できるんだけど)
<関連記事>ジュリアス・カッチェンにまつわるお話
※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。
冒頭部分はリハーサルの映像と英語のインタビュー。続く録音セッションは1967年3月19日、指揮はフランチェスコ・クリストフォリ(Francesco Cristofoli)、オケはデンマーク国立放送交響楽団。カッチェンの既存録音では共演したことがない指揮者とオケという点でも珍しい。
スタジオ録音らしいけど、このCDは出ていない。オケが放送交響楽団で、カッチェンも指揮者もオケのメンバーもみんな正装しているので、放送用録音ではなかろうかと。
50年以上前のモノラル録音なので音質はあまり良くないけど、雑音も入ってなくてストレスなく聴ける。ベートーヴェンの《ピアノ協奏曲第3番》は1950年代のDECCA録音しか残っていないし、映像で演奏姿まで見れるのがなにより嬉しい。マスターテープが残っているだろうから、インタビュー含めてDVD化されたらさらに嬉しい。
Beethoven Piano Concerto no. 3 - Julius Katchen, 1967
こちらは1958年のDecca録音。
Beethoven - Piano concerto n°3 - Katchen / LSO / Gamba
インタビューでは、欧州の活動拠点としてなぜパリを選んだのか、ブラームスの音楽のどこに惹かれるのか、若いピアニストへの助言とか、CDのブックレットには書かれていないカッチェンの話がいろいろ聴けて面白い。力強くて自信に満ちた話しぶりにカッチェンの人となりが出ているように思う。(英語字幕がついていたら正確に理解できるんだけど)
<関連記事>ジュリアス・カッチェンにまつわるお話
※右カラム中段の「タグリスト」でタグ検索できます。