ベトナム訪問記 6 ハノイ(3) 交通事情 

2006, 12. 04 (Mon) 00:00

ハノイはベトナムと首都とはいえ、大都会というほどではない。
日本の地方の拠点都市くらいだろうか?

噂にたがわずバイクだらけ。けたたましい騒音。
自動車はそう多くはない。
なぜかというと、日本滞在経験のあるガイドさんに言わせれば、まず道路が狭い。
確かに、これじゃ自動車が増えれば交通渋滞だらけ。
道は2車線か、広くて4車線くらいだったような。目抜き通りといえど、多量の自動車をビュンビュン走らせるというらせるわけにはいかない。

ハノイ市内

それに、個人で自動車を所有するには、価格の高さももちろん、駐車場の確保もできないじゃないだろうか?
その点バイクは小さくって、狭いベトナム人の家でも駐車ぐらいはできる。
家族や親戚でどこかへ旅行するのに、数台のバイクに分乗してツーリングするそうだ。

大通りの道路は比較的よく整備されている。時々大きな亀裂みたいなのがあるけど。
一応、横断歩道と信号もちゃんとついている。みんな交通ルールを守っている(ようだ)。

大通りから外れると信号と横断歩道がなくなって、要注意。
慣れれば簡単に渡れます。まず、周りのベトナム人にひっついて渡れば安全。
バイクや車が近づいてきても、そのまま同じペースで直進する。
彼らは歩行者の動きを予測しながら、運転するという、非常に高度なことをしている。
歩行者が予測コースとペースを変えるのは危険きわまりない。

バイクは日本のホンダが大人気。
以前新聞で安い中国製や韓国製に日本製がおされているという記事を読んだことがあった。
でも、ガイドに聞いてみると、みんな日本製バイクが大好き。
特にホンダ製はトップブランドだそう。ヤマハも人気があるという。
お金があれば、中国製や韓国製などは買わずに、日本製バイクを買うのがベトナム人の価値観だそうだ。
確かに、日本製は中国製・韓国製の2倍はするだろうけど(12万円くらいするそうだ)、故障は少ない、カッコイイ、と思われているだろう。
でも、12万円ってベトナム人の1年分の生活費くらいの値段じゃないだろうか?
ハノイやホーチミンは物価が高いけど、その分給料も高いので、買えない値段じゃないんでしょう。たぶん。

一人で歩いていると、よくバイクタクシーのお兄ちゃんたちから「モッ?」と声をかけられる。
この「モッ」というのは、ベトナム語の「一」ということ。
つまり「一人?」と聞いているんだろう。
バイクタクシーは、シクロと同様トラブルが多いらしい。
ベトナム人の通訳嬢が言っていたが、知り合いのバイクタクシーなら乗れるけど、全然見知らぬドライバーのタクシーに乗るのはやっぱり躊躇するそうだ。
値段の交渉とか、信用度とか、ベトナム人でもトラブルことがあるらしい。
悪い評判が立つと自分に跳ね返ってくるので損すると思うけど。
日本もずっと以前はタクシーの乗車拒否だのルート迂回だのが問題になって、タクシー近代化協会とかなんとかいうのができて、業界で自浄運動をするようになった。
ベトナムも業界団体(というものがあればだけど)で、自主点検活動なんかをすればよいけど、個人のバイクタクシーやシクロが大半だろうから、まず無理でしょう。

タクシーは道でつかまえるより、ホテルの前から乗る方が良いとガイドブックに書いていた。
たしかに高級ホテルなら契約タクシーしか呼ばないので、安心。
メリアハノイも大手のタクシーが待機していた。
ヴィンコムシティタワーズで、帰りのタクシーを夜中に拾う時はかなり手間取ってしまった。
お勧めタクシー会社の車が止まっていない。いるのは、客の呼び込みをしている個人タクシー
か知らないタクシー会社のもの。
結局、30分以上まって、お客を降ろしたばかりの緑色のミニタクシーに乗った。
ちゃんとホテルには帰れたが、行きよりは2割ほど高かったような気がする。
ミニタクシーは安いと思っていたが、本当はどうなんだろう。

ガイドさんと一緒に歩いているときは安心。
でも、一人で市内を散策した時は結構緊張した。
日本にいる時とは違う警戒心も働く。
車、特にバイクに気をつけないといけないのと、道や公園にはいろんな人が集まっている。
見るからに外国人ぽいと、スリ、ヒッタクリに合うかもしれない。
と、外国だと、それが欧米の都市であれアジアであれ、日本とは違う緊張感を持ってしまう。
一人で行動していたので、なおさらだろう。

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