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Bing AI の翻訳機能を使ってみた(2)
↓の動画タイトルにある”wingercise”は、紙の辞書にもオンライン辞書にも載っていない。

AEF–NEFL Eagle Nest – Hope upgrading height with her wingercise


オンライン翻訳で”wingercise”の訳すと、DeepL翻訳は”ウィングエクササイズ”(翼のエクセサイズ)、Google翻訳は”ウイングサイズ”(カタカナに直しただけで意味不明)だった。
異なるBing AIで翻訳してみると、意味は正確で答え方が違う。
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下記の英文をDeepL翻訳(google翻訳よりも翻訳精度は高いと思う)とBing AIの翻訳機能で日本語訳してみると、精度は同等レベルで大した修正は必要ない。
DeepL翻訳は、文体が統一されていない(これはよくある)。
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Bing AIの訳文。
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日本語訳中の疑問点(barred owls→パーダウル、their young eaglets→子供の若鷲という訳)に関する質問と回答。
調べてみると、”Barred Owl”はカタカナ表記で「バレッドフクロウ」、和名は「アメリカフクロウ」なので、「パーダウル」という翻訳は間違い。DeepL翻訳の「フクロウ」は間違いとは言えないけど、日本語訳なら「アメリカフクロウ」が正確。
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”spotters”の意味を質問すると、参考として、日本のベビーシッターサービス”SPOTTERS”の情報を提示したのが面白いし、気が利いている。でも、本来の用法とは違うようなので、適切とは言えない。、
”spotters”の本来の意味と、ベビーシッターサービスの”SPOTTERS”の意味がそれとは違う点も説明している。このBing AIはコミュニケーション力が結構高くて、自分の回答の正確性に固執することなく、質問者の意見も考慮した答え方と言い回しが上手いと思う。

Bing AIはまるで人間のように”性格”(みたいなものがあるとすれば)が様々で、情報検索の時に回答が一面的だったり間違いがあった時にそれを指摘すると、自分の回答の正確さを主張し続けるタイプが結構多い。そういうBing AIに当たった時は、間違いを指摘してもそれを認めないか、間違いを認めたとしても新たに正しい回答として存在しない情報源を教えたり、(検索結果か蓄積データのなかの)無関係な情報を元に”事実”を捏造したりすることが頻繁にある。念のため、回答の内容とリンク先の詳細情報とが合っているか照合し、間違っている点を指摘する質問を入力するのに手間がかかるし、頑固で嘘つきなBing AIとチャットするとかなり疲れる。
翻訳の時にはそういうストレスは全くなく、既存のオンライン翻訳が提示するのは一つの英訳文だけで解説もないのに比べると、Bing AIははるかに役に立つ。
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クラシック音楽に本と絵に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、ミンナール、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;アリステア・マクリーン、エドモンド・ハミルトン、太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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