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フライパンの機能比較
テフロン加工のフライパンが傷んできたので、新しいフライパンを買おうと思って、いろんなフライパンの情報を集めてみた。対象は、テフロン加工、ステンレス、鉄、鋳鉄。

ホーローやガラスセラミックもあるけれど、あまり関心がなかったので、詳しくは調べていない。
ル・クルーゼが有名なホーローは、熱や酸に強いけれど、割れやすい。表面に傷もつきやすそう。
両手鍋はとっても重宝しているけれど、フライパンに向いているかはわかならい。価格も安くはない。
ホーローに限らず、なぜか日本で売っている欧州の調理器具は高いものが多い。
ビタクラフト、WMF、クリステル、etc.
確かに機能はとても良いとはいえ、本国でもそんなに高いのだろうか?

ガラスセラミックは、表面がつるつるとして、焦げ付かなさそう。ただし、金属製のヘラ・お玉は厳禁。
傷ついたり、はがれたりすると(絶対はがれないそうだが...)、修復不可能らしい。
テフロンよりはるかに強度なコーティングと思えば良いかも。

テフロン加工は確かに安くて便利。でも、結局は機能劣化する運命。
5年も使う人もいるというけれど、温度を低く設定しないといけないし、油をはじくし、卵やホットケーキはこんがりきれいに焼けても、私にはそんなに魅力的なものではなく。
廉価品のテフロン加工のフライパンは、使い捨て商品と割り切った方が良い。
高級テフロンは修理可能。でも、フライパンを1つ買うくらいの費用がかかるらしい。

ステンレス製は、ビタクラフトの片手鍋を持っているので、品質の良さがわかっている。
それならフライパンも大丈夫だろうと思っていたけれど、そうでもないらしい。
油を含む食材のソテー向きで、卵料理は温度管理が難しくて不向き。
卵料理で失敗した人の話は多い。
ビタクラフトのお鍋で試してみたところ、やっぱり卵料理は難しい。
それに、ル・クルーゼ同様、価格がやたらに高い。
普通のステンレスフライパンなら安いけれど、焦げ付きやすくなる。

鉄製のフライパンは、強火でガンガン料理できるのが長所。
でも、強火料理は油が焼けたりすると恐いので、あまり好きではない。
それに油返しが面倒。
その作業自体よりも、油返し用と調理用のオイルポットを用意するのが面倒に思える。

最後に見つけたのが鋳鉄製。
鉄と比べて使い始めの空焼きはいらない。
フライパンを熱しながら油も入れてなじませ、あとは中火以下で調理すればよい。
蓄熱性が高いので中火でも十分強い火力。
使い終わった後のメンテナンスが鉄並かそれ以上に必要。
といっても、お湯で洗って、コンロで乾かして、油を塗るだけ。
幸いお片づけは苦にならない性格。
それに、ちゃんと手入れをしていれば、ずっと長持ち、使い心地も上がる。
なにより鋳鉄の持つ雰囲気が良い。
つややかさとざらつきのある深い黒光りのするずしっとしたボディ。
それでいてレトロな温かみ、可愛らしさ、物静かさ、端正さを兼ね備えた雰囲気に魅かれた。

岩鋳製品はラインナップも豊富で、モダンなデザインに凝ることもない。
値段も手ごろで質実剛健。実用性優先のフライパン。

他のメーカーも悪くはない。
柳宋理のフライパンはデザインがモダン。やや底浅だが。
及源鋳造の南部ごはん釜もデザインがすっきり。2号釜くらいが小さいけど使いやすそう。
パン焼き器もいいが、そうそうパンは焼かないし、ケーキを焼くにも温度調節が難しそうだ。
小笠原陸兆と宮伸穂のフライパンは、デザインに特徴がある。
いずれも現代的だが、小笠原はやわらかい曲線を使ったフォルム。ちょっと頼りなげだが、そこがいいという人もいるだろう。
宮のデザインは、円と角で構成された無駄な飾りの一切ない合理性がある。人に愛想をふるようなデザインではなく、普通の人にはとっつき悪く思えるかも。

料理道具はそもそも使い捨てするようなものではないと思う。
多少高くても良いものは、とても長く使えるし、愛着も湧いてくる。
これから少しずつ鋳鉄製品を揃えていきたい。


◆フライパンの機能比較表◆

この表はいろいろ集めた情報を比較しやすくまとめてみたもの。
製品によって差もかなりあるが、平均的なところで比べて、評価をつけている。


フライパン 比較



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【追記 2012.9.18】

今使っているフライパンは、アサヒ軽金属工業の「ディナーパン」(26cm)とドウシシャの「ダイナストーン 超硬質ファインセラミック加工フライパン」(20cm)。

「ディナーパン」は古いモデルで、もう10年くらい使っている。(今は「ニューディナーパン」しか販売していない)
コーティングはほとんど剥げていないし、26cmなので2食分の料理をするのにちょうど良いサイズ。
まあ1万円以上もしたフライパンなので、10年使って元がとれた...というところだろうか。

ドウシシャの「ダイナストーン」はフッ素加工よりは高いけれど、それでも2000円くらい。
耐熱温度が400℃なので、コーティングが剥がれにくいのが良いところ。
実際使ってみると、ティファールのテフロンよりも耐久性が高くて、使いやすい。

鋳鉄フライパンは、煮込み料理とか、焼いてそのまま出す料理(スペインオムレツ、ホットケーキ、etc.)専用に使っているので、いつもは「ディナーパン」と「ダイナストーン」を使い分けている。
両方とも使い勝手も耐久性も良いし、洗うのも手入れも簡単。
今度フライパンを買い換えるときは、アサヒ軽金属工業の「ニューオールパン」か、超硬質ファインセラミック加工のフライパンにするつもり。


関連記事:超硬質ファインセラミック加工のフライパン


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