COOKPAD 3 著作権問題 

2006, 12. 07 (Thu) 20:48

COOKPADで気になったのは、著作権の規定。

「【第17条 クックパッドに送信(発信)されたコンテンツについて】
1. 利用者の皆様が送信(発信)したコンテンツは、当社に対して、当該コンテンツを日本国内外問わず無償で非独占的に使用する(複製、公開、送信、頒布、譲渡、貸与、翻訳、翻案を含む)権利(サブライセンス権も含む)を許諾したものとみなします。利用者は著作者人格権を行使しないものとします。」
とネットに書いている。

ホームページにはいろいろな機能やコンテンツがひっついているとしても、COOKPADはレシピの投稿の場を提供しているだけ。
投稿している大半は素人の主婦のレシピだろう。
それを相手に、著作権使用権もサブライセンス権も無償で約束させ、なおかつ、著作者人格権を行使しないという条文まで入れるというのは、随分アコギなやり方。
要は、雑誌や新聞のように、投稿するのは自由だが、投稿したコンテンツは自由に使わせてもらいます、ということ。
新聞・雑誌が著作者人格権まで否定していたかはわからないが。
著作者人格権を行使しないということは、レシピ主の名前が表示されなくても文句は言えないということ。
どんなレシピだって、COOKPADの名前で勝手に使われてしまう。

レシピを投稿している人たちは、この著作権の条文がわかっているんだろうか。
よく読んでいないのか、どういう意味かわかっていないのか、自分のレシピにそんな値打ちはないので自由に使ってくれと思っているのか、何も考えていないのか。
とにかく、レシピや日々の料理日記が公開できて、つくれぽなんかでコミュニケーションとれればそれで満足、ということなんだろうか。

COOKPADはお菓子の本を出版したときに著作権問題で一騒動起こったらしい。
ネットを検索して見つけたが、まことにお粗末な話。
http://cook1201.jugem.jp/?cid=4
大人気お菓子レシピ本を発行したときに、掲載レシピ主がCOOKPADのスタッフで、都内有名店のお菓子レシピを丸写ししたという。
レシピはありふれたものが多いし、盗作かどうかなんてのはなかなかわからない。
盗作がわかるほど凝ったレシピだったのか、丸写ししたので露見するのは当然だったということか。

そのときに、批判的な意見がサイト内の掲示板かコミュニケーションサイトらしきところへ投稿が相次いだ。
で、その人たちは強制退会処分になったようだ。
その当時のサイトを見ていないので、実際どんなやりとりがあったかは知らないが、意見を言って強制退会というのは厳しい。
意見の内容にもよるが、企業側の手落ちに関しては、批判を受けて当然。
批判者を退会させるというのはちょっとやりすぎの感がする。
混乱を収拾できる能力がなかったんだろう。

それ以降は、コミュニケーションできるサイトは閉鎖。
でも、COOKPADは増殖している。
その事件のことも知らない人が新規登録しているし、単にレシピのやりとりだけで満足する人たちは多いだろうし。
批判されたくないのから、初めからコミュニケーションできるようなフォーラム、掲示板なんかは作らないこと。
ヒートアップした議論や批判、誹謗中傷がどこかから湧いてくるのは避けられない。
メールで喧嘩しだすとエスカレートするが、匿名のネットの世界でも喧嘩するのは簡単。

著作権とか退会規定なども、それ以降厳しくなったようだ。
リスク管理のようなもので、よくあるパターン。
運営側に都合よい内容に改訂されたんだろう。

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