お彼岸とおはぎ 

2007, 03. 19 (Mon) 20:37

もうすぐお彼岸なので、今年はおはぎを手作りすることにした。
代々曹洞宗なので、さほそ信心深くはないが、お盆・お彼岸のお墓参りとお寺参りは、よほどのことがないと欠かしたことがない。

お寺によってお盆やお彼岸の法要のやり方は違う。
私の菩提寺では、毎回信徒を集めた集合法要をする。
檀家が少ないお寺ならお盆・お彼岸あたりに、信徒を回って法事をするのだろうが、このお寺は檀家が500-600くらいはあるようだ。
いつも、お寺に法要にいった時に整理券を渡される。
これは、10組ごとにまとめてお経をあげるための順番札。
終了時間ぎりぎりに行くとすぐに順番が回ってくるので効率が良い。このときにもらうお札は、だいたい600番前後。
お盆は2日間法要することもあるから、その倍くらいの檀家が居るのかもしれない。

お布施はちゃんと定額で決められていて、3千円、5千円、1万円の3段階。
その金額によって、卒塔婆の大きさが違ってくる。
多分、それぞれ、30cm、50cm、1mくらいだと思う。
1万円出すと、供養したい人の法名(紙に書いて受付時にお布施と一緒に渡すシステム)を全部読み上げてくれる。
5千円以下だと○○家先祖代々だけで終わる。
価格(お布施)にサービス(お経+卒塔婆)を反映させるのは合理的といえないこともないが、お釈迦さまや道元導師は、こういうシステムが普及するとは考えてもみなかっただろう。
といっても、寺院経営も安定させる必要もあるし、財政難でつぶれてしまったら、永代供養しているご先祖様たちも困るので、それもやむなし、というところ。

お彼岸にお墓参りをするときは、おはぎをお供えする。
なぜ、お彼岸におはぎを食べるのか、理由がわからなかったので調べてみた。
ウィキペディア(Wikipedia)では、「ぼたもち」でエントリーされている。

そもそも、おはぎとは、ぼたもちのことだそうだ。
春のぼたもちは「牡丹餅」、秋の彼岸に供えれば、「はぎのもち(萩の餅)」、または「おはぎ(御萩)」という。
ぼたもちは小豆餡を、おはぎではきな粉を花に見立てたので、そういう名前になったらしい。
地域によっても、小豆餡でくるんだものがぼたもちで、きな粉がおはぎとか、こし餡がぼたもちで粒餡はおはぎとか、違うらしい。
大阪では、秋と春のお彼岸では、「おはぎ」としか言わない。
小豆餡であろうが、きな粉であろうが、両方とも「おはぎ」。
そもそもお店でぼたもちなんていう名前のおもちを見たことがない。

どうしてお彼岸にぼたもち、または、おはぎを食べるかというのは、以下の諸説あってはっきりとはわからないらしい。
○あずきは古くから邪気を払う効果がある食べ物として食べられており、それが先祖の供養と結びついた。
○砂糖やお米が大変貴重だった時代に、先祖におはぎを供えて近所にお裾分けすることが大変な功徳を積むことになった。
○あんことお米、二つのものを「合わせる」から先祖と心と心を合わせるという意味で始まった。
○春のお彼岸は農作業が始まる時期で、秋のお彼岸は収穫の時期。春には収穫をもたらす山の神様を迎えるためにぼたもちを、秋には収穫を感謝しておはぎを作って食べた。
参考:POSTEIOS研究会(浄土真宗本願寺派のお坊さんの作った会です)、日本文化いろは事典anewSTYLE

おはぎのレシピ
おはぎを作るには、もち米に少しうるち米を混ぜると、粘り気が抑えられて良いそうだ。
ボブとアンジーのレシピは、もち米100%なのでパス。
AllAboutの大石さんのレシピにする。
このレシピだと、粒あん、きな粉、ずんだもち、ゴマの4種類作れる。
ずんだもちは冷凍枝豆を使うので、わりと簡単にできるはず。
お店だとよもぎをまぶしたおはぎも売っていることがある。
このよもぎおはぎがとても美味しいが、家で作るのは手間がかかりそう。

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