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寄付金付き商品(1) モノを買って寄付をする
寄付金付きの商品は日本でもたまに見かけるようになった。
あまりモノを買う方ではないので情報は疎い。
寄付金付きの製品にどんなものがあるか調べてみた。

寄付行為が一般的で、企業もチャリティキャンペーンをする海外の国なら、いろいろあるんだろう。
日本だと、寄付自体がそれほど普及していないし、寄付金付きをネタに商品を売るなんてという批判する人が必ずいる。
インターネット通販の世界では、ショッピング募金に参加する企業が結構ある。
これは、その企業で何かを購入すると、購入代金の一定額(1%~5%くらい。企業によって違う)が、自ら指定する団体や、あらかじめ企業側で指定している団体へ寄付されるというもの。
これは自腹を切らなくていいので、お金を寄付するのはどうも...という人には最適。
但し、還元率が低いのでかなりの額を買わないと、寄付金は釣り銭寄付並みの小額になる。

お年玉付き年賀はがき
もう何十年前にか始められた日本で一番ポピュラーな寄付金付き製品。
しかし、年賀はがきを出す人や枚数が減ってきた上に、インクジェットプリンタの登場で減少する一方。
99年度の約6億枚から現在では約2億7千枚まで落ち込んでいるそうだ。インクジェット紙の寄付金付き葉書も売り出しているが、なぜかあまり売れないらしい。
家庭用インクジェットだと家で大量印刷できるので、安い用紙をパックで買うからだろう。

iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition
iPod nano (PRODUCT) RED Special Editionを買うと、アップルが購入金額の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付する。
4GBのモデルで23,800円が販売価格。寄付金は1台当り10USドル。
このRED Special Editionだけに寄付金が付いている。

(この情報はPlayhouseさんに教えていただきました。ありがとうございました。)

『Save the Children 一緒に、始めよう。』プロジェクト
ファミリーマートとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの共同キャンペーン。
対象商品が決められていて、それを買うと売上げの一部がセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへの寄付金になる。
このプロジェクトの一環で、あのSPEEDが再結成。チャリティ・ライブとして「Save the Children SPEED LIVE 2003」なんてのを実行した。(その後はまた解散したが)
SPEED寄付金付き特製プリペードカードもあった。
但し、このキャンペーンは2003年4月~12月までの限定キャンペーン。
通常は、店頭に募金箱を置いているのみ。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、国際協力NGOのセーブ・ザ・チルドレンのメンバー。
しかし、この団体は、プランやワールドビジョンなどのような集金活動を主体とする日本支部というわけではない。
あくまでセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが独自で寄付金を集め、独自のプロジェクトを企画・実施していくシステムになっている。

プーケット復興支援ツアー 「元気です!プーケット」
近畿日本ツーリストの「スマトラ沖地震津波」被災地復興支援目的の寄付金付きツアー。
参加者1人あたり成田発着2,000円、関西発着1,000円を同社の収益金から「ワールドビジョン・ジャパン」へ寄付するもの。
旅行代金は日常的に買うモノよりは高いので、収益から1000円か2000円というのはちょっと寂しい気がする。
旅行代金が2・3名1室利用で59,800円からなので、あまり収益もないからだろう。
それに収益といっても、1000円くらいの価格設定はいくらでも調整できる。
もう1ケタ多く設定して、旅行代金もその分値上げしたりすると、やっぱり売れないんだろう。
旅行者が現地でお金をたくさん使えば、それも復興支援になる。

WWFマッチングギフト付きクオカ・オリジナルバッグ
このバッグの作成にはWWFジャパンに認可してもらって、バッグ作成時点でWWF(世界自然保護基金)ジャパンへクオカが寄付。
さらに、マッチングギフト制度によって、売上時点でも寄付金が発生する。
顧客が購入時に50円を寄付、クオカも同額50円を寄付し、合計100円がWWFジャパンへの寄付金となる。
販売価格は750円でプラス50円がマッチングギフト分。
2003年から継続して実施している。
色はナイロン製のクロ、キャンバス生地のホワイトの2色。
クロはCUOKAのロゴとパンダの図柄が可愛い。

ノリタケテーブルウェア「コンフォート・ガーデン」
英国ザ・ナショナル・トラスト運動に共鳴した日本企業の団体にN.T.E.ジャパン・クラブというのがある。
このメンバーであるテーブルウェアメーカーのノリタケは、ナショナルトラスト運動のシンボルマークであるオークリーブス(樫の葉)をデザインしたマークをナショナルトラストへの寄付金付き商品につけている。
N.T.E.ジャパン・クラブの企業が生産した「ザ・ナショナル・トラスト」の商品にはこの図柄をつけることになっているようだ。
ナショナルトラスト製品の収益金から一部がナショナルトラスト運動へ寄付される。
製品が複数種類あるためか、販売価格に対する寄付金額は明記されていない。

「ピンクリボン」キャンペーン
ピンクリボン(Pink ribbon)は、乳がん撲滅のための啓蒙・推進キャンペーン。世界規模で行われているが、そのシンボルがこのピンクリボン。
日本の協賛企業は多数あるが、製品販売にからめているのは、ワコールとエイボン。
やはり女性向け製品の会社がこういうテーマには強い。
ワコールは「ピンクリボン・フィッティングキャンペーン」
2007年2月1日~3月31日の期間限定実施。全国の百貨店・下着専門店の『ワコール』ブランドの下着売場約740店舗で試着されたブラジャーの合計枚数について、1枚あたり10円の寄付金をワコールが日本対がん協会「乳がんをなくす ほほえみ基金」に寄付する。
寄付金付きとはいえ、試着枚数という販売前のものを対象にしているところがポイント。試着した顧客には小冊子「My Bust Book(マイ バスト ブック)」が店頭で渡される。

エイボンは寄付金付きピンクリボン製品をオンライン販売している。
「エイボンピンクリボンハートベア」(これは可愛い)、「エイボンピンクリボンピン」の2種類で各525円。他に、ピンクリボン付きリップスティック(1200円)も販売している。1個につき70円が寄付金になる。
寄付金はエイボンピンクリボン基金へ集約され、(財)日本対がん協会への寄付、助成プログラム「2007 エイボン ピンクリボン サポート」の原資となる。

イチロー・スターバックス カード
2005年4月4日より2005年9月30日の期間の限定販売。
1枚1000円のプリペイドカードで、購入時にスターバックスとメジャーリーグ・ベースボールから200円が「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」(難病の子供支援活動、国際協力NGOの「ケア・インターナショナル ジャパン」と「日本フォスター・プラン協会」、「武蔵野倶楽部」(コーヒーの発祥の地と言われているエチオピアで孤児院の支援を中心とした活動を行う団体)』に寄付される。
発行枚数は14万3535枚、寄付金総額2870万7000円。
寄付先の大半が外資系のNGOというのが、外資系企業のスターバックスらしい。

eラーニング講座『CSR入門』
企業向け製品であるeラーニング講座『CSR入門』の売上げの一部をWWFに1年間だけ寄付する。
CSRを学習するとWWFへ寄付されるというのは、なぜかブラックユーモア的に感じてしまった。
CSR=企業の社会貢献⇒寄付というイメージの連想なんだろうが、同じするなら、1年間だけ寄付するなどとケチなことは言わずに、ずっと寄付していけば良いのにと思ってしまう。
しかし、巷でBtoBでの寄付の仕組みは少ないし、企業相手だと、寄付金付きといってもSP効果はあまり期待できない。
そういう意味では、他の寄付金付き商品とは毛色が異なっている。
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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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