IHクッキングヒーターの安全性 

2007, 04. 07 (Sat) 20:28

ガスコンロ=危険、IHクッキングヒーター=安全というイメージがある。
実際、ガスコンロは直火を使う点で、危険には違いない。
油をこぼせば引火する。
蒸し器に布巾をかけていたら、鍋底から漏れでていた炎で布巾が焼け焦げていた。

かといって、IHクッキングヒーターが安全かいうと、100%安全とはいえない。
まず、電磁波の問題があるにはある。
今のところは確証がないので、危険性は証明されていない。
携帯電話の電磁波も危険という人がいるが、ほとんどの人は気にせずに使い続けている。
電磁波過敏症の人もいるようだが、これは化学物質過敏症と同じで、個々人の許容限度の違いに左右される。
化粧品アレルギーもそうだが、過敏な人はそういう物・物質を極力避けるように、自衛しないといけないようだ。

IHクッキングヒーターは火を使わないから安心とされる。
しかし、加熱しすぎれば、油に引火するのはガスコンロと一緒。
過熱防止装置が無ければ危険だが、安全装置があってもうまく動作しない場合もあるようだ。
これはIHクッキングヒーターに限ったことではない。
ガスコンロでも、多層鍋で天ぷらを揚げると、安全装置が動作しない場合がある。
ビラクラフト(5層鍋の機種)の説明書でも、少量の油で揚げる時はコンロ側の天ぷら油過熱装置を使わないようにと、わざわざ注記している。

国民生活センターが2003年7月4日に公表した「IHクッキングヒーターの安全性」という商品テスト結果が出ている。
この結果では、ある条件下では油に引火して発火事故が起こるというもの。
テスト結果の詳細なレポートも公表されている。
4年前のテストなので、それ以降メーカー側の製品改善も進んでいるはず。
過熱防止装置等の安全装置の種類は、据え置き型だと機種によって違うので、必ず調べておく必要がある。

IHは火を使わないので、天ぷら鍋をひっくり返しても引火しないし、服の袖とかにも引火しないという点は安全ではある。
IHクッキングヒーターを使って、熱くなった鍋やフライパンで火傷する人もいるらしいが、ガスコンロの火によるやけどよりは軽傷だろう。
いくら火を使わないとはいえ、その程度の注意力は必要だ。
製品にはいろんな安全装置が付いているといっても、それを過信すれば人間の注意力が低下する。
機械まかせの怖いところだと思う。

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