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2009年産国産小麦は3~4割近く値上がり
国産小麦の2009年産国産小麦の入札結果は、08年産よりも約3~4割近く落札価格が上がったそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20080820gr0c.htm

09年産小麦は09年夏以降に出回るもの。
08年産は07年産に比べて7%はアップするだろうから、今市場に出回っている07年産小麦と比較すると、実に5割近い値上げになる。
08年産小麦が市場に出回る秋にメーカーの価格改定があるはずだが、07年産に比べて少なくとも7%up(入札価格変動の上限値)はアップする。
それに、10月は外国産小麦も2割くらいの値上げするので、実際に市場に回るときには国産小麦がどのくらい高くなっているのか、わからない。

この落札価格は、原則は、前年産の価格をもとにした基準価格の上下7%の範囲内で決まる。
高騰する輸入小麦価格に比べて、この値幅制限が国産小麦の価格抑制につながっているため、09年産は基準価格が特別に30%引き上げられたそうだ。

国産小麦が割安というより、輸入小麦が高すぎるので、関税と国産農家の補助金分を上乗せするのをやめれば、輸入小麦の価格もかなり下がるような気がするが、農水省は10月に引渡価格を20%位は引き上げるつもりらしい。
実際、関税と補助金相当の予算を一般財源から捻出するのは無理なんだろうが、それ以上に、小麦が値上がりすれば、パンや麺類から米へと主食がシフトし、米の消費促進にはまたとない手段。(ただし、米がパンや麺よりも割安であればという前提はあるが)
結局、米の需要回復には、小麦を値上げするのが一番という思惑がある気もしないではないが...。

問題は、国産小麦が割安となると、いままで見向きもしなかった企業たちが大量に買い込んで、末端で入手しにくくなること。
そんなに国産小麦に人気があるなら、変に価格抑制せずに、需要に見合った価格にしっかり値上げしてほしいものだ。
その上、補助金も従来どおり支給するのであれば、国産小麦農家の懐も潤って、国産小麦が安定的に供給できるようになる。
価格上昇相当分の補助金をカットすればすれば、国庫にとってはコスト削減というメリットはあるが、補助金カットによって農家の手取りが増えなくなれば生産意欲も湧かないだろう。一体、補助金はどうするんだろう?

それに、1年先に市場に出回る予定の小麦の価格をこの時点で決めてしまったら、小麦の国際価格がこれから1年先、今よりも下落基調に入った場合、輸入小麦より国産小麦がまた割高になる可能性もある。
割高か割安かというのは程度問題ではあるが、1年先に出回るものの値段を、その1年前に決めるというのは、不思議な仕組みに思えてくる。青田(青畑か)買いみたいなものかも。

そもそも、外国産・国産に限らず価格水準が異常に高くなれば、需要自体がどんどん減ってしまうだろうから、一体どこまで値上げし続けられるのか。興味深々というところ。
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

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好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

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