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大阪のプロ交響楽団
橋下知事が文化予算をばっさばっさと削減しているので、在阪のプロオーケストラは悲鳴を上げている。
大阪にあるプロのオーケストラは、大阪シンフォニカー交響楽団(堺市)、大阪センチュリー交響楽団(豊中市)、大阪フィルハーモニー交響楽団(大阪市)、関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪市)。
このうち一番影響が大きいのが府営オケに等しい大阪センチュリー交響楽団。
Wikipediaによれば、「1990年に大阪府運営のプロ吹奏楽団(当時、都道府県自治体運営の唯一の吹奏楽団)の大阪府音楽団を発展的解団をして大阪センチュリー交響楽団へとなる。1989年に設立された財団法人大阪府文化振興財団のもとで運営されている。」
東京都交響楽団のような公営オケである。
この都響も石原知事の文化予算削減政策のもと、運営が苦しいようだが、大阪とは人口規模が違うし、クラシック愛好者も遥かに多く事業収入などの自前の収入は多い。
といっても、経費もその分多くセンチュリー響の倍くらいかかっているので、補助金依存体質に大差はない。

 大阪センチュリー響:経費 7.6億円 補助金収入 4.7億円 事業収入・会費等4.0億円
 東京都響      :経費16.7億円 補助金収入10.9億円 事業収入・会費等6.3億円

そもそも、東京都のようにクラシックホールやコンサートが多々ある都市でも、オケがスポンサーなしで自前運営するのはかなり厳しい(世界的な知名度と実力がないという問題もあろうが)。
ましてや、東京よりも経済的規模が小さく、クラシック人口も少ない大阪でオケ運営は無謀に近い。
なぜ大阪という地で公営オケを作ったのか理解に苦しむが、想像するに当時はバブル期でメセナやらが流行っていたし、欧米流ステイタスシンボルが欲しかったのだろう。
いくら見栄をはったところで、公営オケを持つだけでは、都市の文化度が向上するはずもないのだが。
大阪人の文化選好度を考えれば(なんせ大阪で有名なのはお笑い業界と食い倒れの道頓堀のカニだろう)、クラシックの公営オケは作るべきではなかったのは明らか。

在阪オケが公営オケ1団体だけならまだしもよかったが、歴史とそれなりに実力がある(らしい)大阪フィルなど他にもオケがいくつもあるため、オケが乱立することになってしまった。
大阪では、クラシック音楽の人気が高くて...というわけではさらさらないので、軒並み経営難の在阪オケが、補助金やスポンサーが減れば、そのうち淘汰されるのは目に見えている。
大阪府民に根付いているかというと、少なくとも大フィルは朝比奈氏が率いていた頃の名残もあって、知名度も高く支援者は多いだろうが(それでも市の補助金が1億円あまり)、後発で補助金依存度の高いセンチュリー響は非常に厳しい。
シンフォニカと関西フィルは補助金をほとんどもらわずに運営しているが、シンフォニカは経営悪化の三洋電機がメインスポンサーだし、これからますます不景気になるので企業や一般聴衆の財布の紐も固くなり、どちらも収入がどの程度安定するかは疑問。
最近は、会員やサポーターを増やそうと各オケがPRに力を入れているが、小さなパイの奪い合いをしているようなもの。
府民や財界が寄付金や会費を大幅に増やすわけもなかろうし、クラシック人口が爆発的に増えることはありえない(「のだめ」がいくら頑張ったところで)。
長期的に見て、オケの共倒れを防ぐには統合がベスト。
しかし、最大のネックである雇用問題が壁になって、まがいなりにも活動できている間は、統合も難しいだろう。
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クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

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好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
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