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パナソニック製ホームベーカリーBM101の使用感(レビュー)
3月にパナソニック(当時はナショナル)製のホームベーカリーBM101を購入して、それ以来、週に2~3回のペースで使用している。
さすがに2万円近くした機種なので、細かいところまでよく考えて作られている。

National ホームベーカリー 1斤タイプ ペールオレンジ SD-BM101-DNational ホームベーカリー 1斤タイプ ペールオレンジ SD-BM101-D



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長所と思ったところは...

・本体が小型で、取っ手付きなので移動させるのにとても便利。実際に気温の関係で使う部屋を変えるときや、キッチン内を持ち運ぶときにわかる使い勝手の良さ。

・捏ねる音が静か(10年前にかったリーガルのホームベーカリーと比較しての話)

・パンケースが厚くて頑丈。耐久性が高そう。

・国産小麦、天然酵母、バター少量など、膨らみが悪くなる配合であっても、それほどヒドイ出来にはならない。(250gの粉使用で、膨らみが悪い時で高さが13cmくらい。)本来の断熱性が高く、内部の温度管理がしっかりしているせいかもしれない。

・全粒粉コースがとても優秀。全粒粉50%で焼くと、強力粉100%を食パンコースで焼いた時と膨らみは大差ない。全粒粉100%でも十分良く膨らむ。できあがりもふんわか柔らかい。このコースには感心した。

・材料を投入してスタートしたとき、ミックスコールで具材を投入したときは、始めは羽がゆっくり回って、材料を混ぜ合わせて、しばらくすると本格的な捏ねに入る。この点はなかなか良く考られていると思う。(リーガルは、すぐにぐるぐる羽根が回って、材料がケース内を飛び散っていた)

・ホシノ天然酵母を使った生種が、1日で自動的に出来上がる。(ただし、30度以上になると、生種おこしと焼成とも出来栄えが悪くなると、説明書に書いてあったので、夏場で室温が30度前後を越える時は天然酵母は使っていない。結局7~9月のほぼ3ヶ月間は使わなかった。)


短所と思ったところは...

・ミックスコールの音が小さめ。(遠くの部屋にいるとうっかり聞き逃してしまうところだった)

・捏ねる時に本体が揺れるので、安定した頑丈なテーブル等の上で使用する方が良い。これは、捏ねる力自体はリーガルほど強くないため羽の回転を速くしているため、揺れが大きくなる。それに1斤タイプで縦長なので、もともと本体が安定しにくいせいもある。

・中蓋のレーズン入れとイースト入れに、自動投入時に落ち切らなかったものが残ることがある。

・中蓋のレーズン投入口周りが、焼成熱のためか、茶色く変色する。(使用には支障はないので、あまり気にしてはいないけれど。)

・水につけておいた乾燥レーズンは自動投入ができず、手動で投入しないといけない。(乾燥したままいれると、パン生地の水分を吸収してしまうので、いつも水で若干戻してから入れている)。


短所とまでは言わないが、改善しても良さそうなところは...

・液晶表示で、選択したところが点滅するようになっている。慣れれば見間違うことはないが、白黒反転させた方が見やすいような気がする。

・時間表示ができあがり予定時刻で設定されている(出来上がり1時間くらい前になると、残り時間表示に切り替わるが)。経過時間表示か残り時間表示かも選択できればとても便利。

・コードを本体に収納するのに、収納スペースが小さいため、うまく入れないと蓋がしまらない。(コツをつかめば大丈夫だが)



この機種を使いはじめてから、冬の終わり~夏を通して、失敗したことは1度もない。
夏や冬場は、気温をチェックして水温を調節しておけば、配合を極端に間違わないかぎり(最強力粉のスーパーキングを280g使うとか)、膨らみの良い・悪いはあっても、ちゃんと焼きあがるはず。
機種添付のレシピの配合をそのままは使わず、市販のパン作りの本に載っているレシピの配合をいろいろ変えているが、いつもきれいに焼けている。
カナダ産の1CW、国産小麦(キタノカオリ、はるゆたか、はるゆたかブレンド、春よ恋)、ライ麦、全粒粉、ご飯(米粉の代用として)、コーンフラワー、ミックスシリアルなど、粉の部分をいろいろ組み合わせて、ドライイースト(サフ)、パネトーネマザー、ホシノ天然酵母を交代で使っているが、どの組み合わせでも、ちゃんと焼ける。

ナンやベーグルを作るのにも、こねる作業と1次発酵は機械がしてくれるので、楽。
ただし、成形パンに特にこだわりたい人は、発酵時間設定や追加発酵機能などがないので、使い勝手としては良くないかも。
そういう人は、リーガルやエムケーの機種を選んだ方が良い。

付加機能で特に優秀なのは、おもちコース。
蒸す(この機種の場合は”炊く”)、搗くを1つの機械でわずか1時間でしてくれる。
出来上がりのお餅も市販製品のようによく伸びるし、水分量を調節して柔らかさを変えることもできる。
きな粉、粒餡、黒ゴマ、砂糖醤油など、好きなものをまぶすなり、包むなりすれば、バリエーションも豊富。
もち米を自分で買ってきて作るので、品質的には問題はないし、添加物なしで市販品よりも安いコストで作れる。(安い市販のパックお餅は、原材料表示を見ると「もち米粉」を使っているので、お雑煮などに入れると溶けやすい。)
お盆・お彼岸でおもちを作ったときに、その便利さと優秀さを実感した。
ホームベーカリーと餅つき機を一度に買ったようなものなので、コストパフォーマンスは抜群に良い。
1回に最大でもち米3合分しか作れないが、1人だとちょっとしか食べないので、それでも十分。
お正月に搗きたてのお餅が家ですぐに食べられるようになったのが何よりうれしい。

ホームベーカリーを使えば、無添加の美味しいいろんな種類の食パンが毎日食べられるというのは本当に贅沢。
昨今の小麦高騰で、巷で売っているパンの値上げ幅にはびっくりするものがあるが、手作りパンにするとそれほど大きなコストアップにはなっていない。
炊飯器のパンバージョンがホームベーカリーだから、食パンを焼く程度なら家でご飯を炊くのと手間はそう変わらない。
といっても、炊飯器ほどおまかせで上手に焼いてくれないこともあるので、多少知識をインプットしておいた方が失敗する確率ははるかに低くなる。
パンが高くて...と思っているパン好きの人は、ホームベーカリーを使って自分で焼くのも一考だと思う。

tag : ホームベーカリー

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yoshimi

Author:yoshimi
<プロフィール>
クラシック音楽に本と絵・写真に囲まれて気ままに暮らす日々。

好きな作曲家:ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、リスト。主に聴くのは、ピアノ独奏曲とピアノ協奏曲、ピアノの入った室内楽曲(ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ三重奏曲など)。

好きなピアニスト:カッチェン、レーゼル、ハフ、コロリオフ、フィオレンティーノ、パーチェ、デュシャーブル、アラウ

好きなヴァイオリニスト:F.P.ツィンマーマン、スーク

好きなジャズピアニスト:バイラーク、若かりし頃の大西順子、メルドー(ソロのみ)、エヴァンス

好きな作家;太宰治、菊池寛、芥川龍之介、吉村昭、ハルバースタム、アーサー・ヘイリー
好きな画家;クリムト、オキーフ、池田遙邨、有元利夫
好きな写真家:アーウィット

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