クラシックの音楽ファイルを試聴するには 

2008, 10. 27 (Mon) 00:21

日本のHMVサイトでは、クラシック音楽を試聴しようとしてもサンプルファイルがアップロードされていないこと方が多い。ダウンロードサービスも曲数が少なくほとんど役に立たない。
amazonジャパンとタワーレコードのサイトでは、クラシックの試聴ファイルはまず見つからない。
となると、日本国内ではituneが音楽ダウンロードサイトとして最も充実している。
廃盤になったものなども、載っていることがある。
ituneの難点は、ipod以外のプレーヤーで再生させるとなるといろいろと手間がかかること。DRMフリーならウォークマンでも再生可能らしいが、上乗せ料金が載っている。
SONYのデジタルウォークマンを長年愛用しているので、ダウンロードする必要がある時は、ituneではなくmoraを使っている。
それに、レーベルによってはituneへはソースを提供していない。
商売敵のソニー・ミュージック系列レーベルや所属アーティスのCDはほとんど見つからないのではないかと思う。
以前から、ソニー・ミュージックがituneへ楽曲提供する話が持ち上がっていたが、一体どうなったんだろう。
ソニー系列以外でリリースされている海外盤CDのダウンロードに関しては、文句無く充実しているので、それだけでも十分に便利だと思う。

ソニーは、ソニーオンラインショップかmoraの試聴ファイルを充実してくれたらよいと思うが、レーベルが運営している限界で、CDが売れないと商売にならないのでクラシックに関しては望み薄。
クラシックはCDコレクターが結構多いので、ポップスやロックに比べてCDだけしか提供していなくても、十分売れるからだろう。

NAXOSは、他社サイトでのダウンロードサービスをせず、独自の有料会員制音楽配信サイト「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」を開設している。
ダウンロードはできないストリーミング音楽配信なので、携帯できないのが最大の難点。
しかし、パソコンの前に座っていれば、ナクソスのCDを聞き放題なのだから、それはそれで便利かもしれない。
ナクソス以外のレーベル(ChandosやBIS、中小レーベルなど)も参加しているので、運がよければ自分の聴きたかったCDの音楽が見つかるかもしれない。
アラウで検索すると、1950年代頃より以前の歴史的録音(もちろんNAXOS以外のレーベル)が結構見つかったので、復刻盤を探すのには良いかも。ゼルキンの古い録音も見つかったし。
ナクソスは音楽百科事典のごとく、メジャーな音楽以外にも、マニアックなレアもの音楽などもバリエーションは驚異的なくらい豊富で、演奏レベル・録音の音質も良い。
月額1890円の会費を高いと思うかどうかにもよるが、アーティストにこだわらず、どういう曲なのか知りたいだけなら、頻繁に使えばクラシックの世界が広がるのは確実。

HMVとituneで見つからないとなると、次は米国のamazon.comサイトを探す。
amazon.comは、CDの試聴用ファイルも掲載しているが、クラシックに関してはあまり多くはない。
「MP3ダウンロード」というサービスサイトを開設しているので、そこで検索すると聴きたいファイルが見つかる可能性が高くなる。
アルバムをダウンロードしたいなら、「MP3Albums」の検索項目に切り替えて検索すればアルバム単位で表示されるので、探しやすい。
1曲(1楽章単位)0.99ドルと非常に安いので、amazon.comのアカウントを取得すればお得かもしれない。アルバムも10ドルもしないものが多かったので、やはり日本のituneよりは安い。
amazonなら、SONY盤でもダウンロード可能なものがあるという点でメリットが大きい。試しにSONYアーティストであるゼルキンで検索してみたが、日本のituneとHMVで試聴ファイルがないものでも、amazon.comで見つかったものがいくつかあった。
ダウンロードサービスを利用したことがないので、うまくいくかどうかは保証の限りではないが、ダウンロードできなくても試聴ファイルだけ聴ける場合もあるので、試聴用サイトとして使うならとても便利なサイトだと思う。
日本のamazonでCDを買うのに試聴ファイルがないと不便なので、同じサービスを早く始めてくれることを期待しているんだけれど。

<11/09補筆>
itune storeは、国別にサイトを選べる機能が一番下についている。
最近気がついたので、United Statesを選択して、クラシック音楽を検索すると、日本のitune storeよりも、はるかにダウンロードできる曲数が多いし、1曲(1楽章)0.99ドルと2/3の値段。(ダウンロードがうまくできるかどうかは、実際使っていないのでわからないが)
ituneのソフトウェアを使った方が、amazonで検索するよりもはるかに使いやすく、一覧リストもすぐに表示される。
ただし、連続して試聴ファイルの再生ができないようなので、全曲試聴したいときは、米国amazonの方が便利ではあるが、米国amazonでは、収録曲の一部しか試聴ファイルがないアルバムもある。
結局、主に米国amazonで試聴ファイルと探してから、なければ、英国、ドイツ、フランスのamazonサイトを探し、それでもなければ米国itune storeを探すというパターンにしている。

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