ルプー ~ ブラームス/主題と変奏(弦楽六重奏曲第1番第2楽章のピアノ独奏版) 

2008, 11. 10 (Mon) 13:06

ブラームスのピアノ変奏曲には、有名なパガニーニ、ヘンデルバリエーションを初め、シューマンや自作主題のバリエーションなどもあり、ベートーヴェンに負けず劣らずブラームスは変奏の名手。

その中で、あまり知られていないピアノ変奏曲は「主題と変奏(Theme with Variations)」(これがタイトルそのもの)。
これは有名な弦楽六重奏曲第1番の第2楽章をピアノ独奏用にブラームスが編曲したもので、その哀愁を帯びた叙情的な旋律は、一度聴けば忘れられないほど美しい。

この第2楽章の旋律は、故ルイ・マル監督が1958年に撮影したフランス映画「恋人たち」にも使われていて、映画の見たことのある人なら聞き覚えがあるかもしれない。

「主題と変奏」を録音しているピアニストはほとんどいない。
たまたまFMで聴いたこの曲がまた聴きたくてCDを探して、やっと見つけたのがルプーの演奏。
今持っている盤は、ピアノ・ソナタ第3番とのカップリング盤だが、いまは廃盤。
その代わり、ピアノコンチェルトやピアノ小品等とカップリングされた3枚組CDに収録されている。
ブレンデルが録音したものがあるらしいが、廃盤で見つけられなかった。
ナクソスなら誰かが録音しているとは思うが、ルプーの演奏は今やかなり貴重な録音になってしまった。

Brahms: Piano Concerto No. 1; Piano Sonata No. 3; Rhapsodies, Op. 79; Piano Pieces, Opp. 117-119Brahms: Piano Concerto No. 1; Piano Sonata No. 3; Rhapsodies, Op. 79; Piano Pieces, Opp. 117-119
(2006/01/10)
Johannes Brahms、

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ピアノを背に立っているのはラドー・ルプー。
彼はリリカルなピアノを弾くのでシフみたいな華奢なタイプを想像していたら、イメージとは正反対の結構背の高い大男でした。

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